バルセロナに所属しているネイマールですが、ブラジルのテレビ局『ESPORTE INTERATIVO』は18日、同選手がパリサンジェルマンのオファーを受け入れたと報道しました。
ネイマールを獲得するためには、昨年設定された違約金約285億円を支払う必要がありますが、パリサンジェルマンはその途方も無い金額を払ってでもネイマールを獲得したいようです。ただ、この移籍が決まるには選手本人のゴーサインが出ることが条件のようです。
17日付の『マルカ』は、ネイマールに対して“3000万ユーロ(約38億8000万円)+ボーナス”の年俸を用意しているとも伝えています。
今のところ、移籍市場の主役となっているのは積極補強に動いているミランですが、今回の移籍に必要な金額はミランが選手獲得に費やそうとしている約260億円よりも多い金額です。ミランはこれまでに10人の選手を補強していますが、ネイマール1人の値段はこの10人の補強をしてもお釣りが来ることになります。
近年、チームのエースや絶対に移籍してほしくない選手には高額な違約金を設けるようになっていますが、アラブのオイルマネーが入っているパリサンジェルマンには資金的な問題は何も無いようです。
問題があるとすればFFPに抵触するかもということですが、パリサンジェエルマンは過去にもFFPに抵触して、CLの登録メンバー枠を減らされるという措置が取られています。しかし、それぐらいのことでネイマールが獲得できれば全然問題ないということでしょうか。
こういった移籍金額の高騰をみていると『FFPって何のために作られたルールなんだ?』と思わずにはいられませんね。
まだ、移籍が正式に決まったわけではありませんが、移籍が決定すればサッカー界の記録に残る歴史的な出来事になることは間違いありません。
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