【冬の風物詩】本田圭佑がパチューカを今冬に退団し、欧州復帰を目指すと報じられる
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クラブW杯準決勝でグレミオと戦い、0対1で惜敗したパチューカ所属の本田圭佑が、クラブを退団する意向であることがわかったと報道されました。

退団を報じたスポニチの記事によると、

本田が在籍わずか6カ月でパチューカを去ることになりそうだ。現在、契約延長オファーを受けているが、返事は保留している。関係者によれば、今大会後にクラブ側に退団の意思を正式に伝えるという。既に欧州や米国の複数クラブが水面下で獲得の動きを見せており、来年6月のW杯ロシア大会を見据える本田が、新たな所属先を探すことになる。

クラブW杯準決勝後、本田の口からは意味深な言葉が続いた。グレミオ戦は延長を含む120分間の死闘の末、0―1で敗退。試合後は「悔いはない。悔しいと言うより、パチューカに感謝している。会長含め関係者に。こういう機会をもらえたことはありがたい気持ちでいっぱい」と退団を示唆するような発言だった。

と書かれていました。

試合後のコメントが退団を示唆するような発言だったのではないかと判断しているわけですが、この発言はそういった意味ではなく、『やりきったので悔いはない。クラブW杯に出場できてありがたいと感じる』と話しただけではないでしょうか。

記事内には水面下で欧州や米国の複数のクラブに獲得の動きがあると書かれていましたが、動きだけで"正式なオファー"を貰っていないのなら移籍する可能性は限りなく低いと考えます。

確かにクラブW杯の2試合でまだまだやれるということを証明しましたが、ゴールという目に見える結果を出したわけではありません。

本田が"ロシアW杯を集大成"と位置付けているのは周知の事実ですが、パチューカで生き生きと躍動している姿を観ていると、チームメイトから信頼されているのが伝わってきますので、このままパチューカで過ごしたほうが良い状態でロシアW杯を迎えることができると思います。それらを踏まえて、個人的にはパチューカに留まってほしいと考えます。

なお、本田本人は移籍報道を否定しているようです。

日本代表への復帰を目指していますが、代表は"欧州のチームに所属している"という理由だけで選ばれる訳ではないと思います。

仮に欧州へ復帰するにしてもパチューカとW杯で結果を残してからで遅くないでしょう。

もし今冬に移籍したとして、スタメンが確保出来なければまたコンディションが悪くなり、代表復帰が遠のく可能性も十分に考えられます。ここは必要とされているパチューカに残った方が得策であると言えるのではないでしょうか。(本田本人の考えが今冬の欧州復帰であるならば、それを尊重しますが。)

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最後に

毎度のことですが、移籍市場が開く時期が近づいてくると関係者の話として色々な情報が錯綜しますね。(笑)

本田がパチューカに移籍することを当てた報道は無かったと記憶していますので、『移籍の季節がやってくるなぁ』ぐらいの気持ちで推移を見守ることにしたいと思います。

水がたまっている膝の状態が気掛かりですが、グレミオ戦の解説をしていた岡田氏によると『検査では水がたまっている以外の異常は見られなかった』とのことなので、問題ないと思いたいですね。

パチューカはクラブWの3位決定戦を控えています。この試合もスタメンで出場できるなら、次は本田のゴールシーンを見たいですね。

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