【J2第4節】先制点を奪ったジュビロが山口の追撃を振りきって勝利を収める
54318773 - the imaginary soccer stadium is modeled and rendered.
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 遂にスタジアムに観客が戻ってきました!

 コロナ後では初めてとなる観客を入れた試合がJリーグでも再開され、ヤマハスタジアムでは2,302人のサポーターが拍手で選手を鼓舞しました。

 試合開始直後から相手ゴールを脅かし続けたジュビロは、幾度も決定機を作りますが、なかなかゴールを決めることが出来ません。前半はこのまま無得点で終わるかと思われましたが、41分にルキアンが待望の今季初ゴールを決めて、欲しかった先制点を奪うことに成功します。

 追加点が欲しいジュビロは、60分にまたしてもルキアンがゴールを奪います。ドリブルで左サイドから仕掛けると相手DFの股を抜いて置き去りにし、PA左に侵入。GKとの1対1になると冷静にゴール右隅へシュートを流し込みました。

 85分に山口のイウリにゴールを決められ、1点差に詰め寄られますが、その後の攻撃をシャットアウトしたジュビロはホームで欲しかった勝ち点3を手にすることが出来ました。

 それでは、試合の振り返っていきましょう。

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試合のフォーメーション

 ジュビロ磐田は4-4-2を採用。
 前節は途中出場だった大森が開幕戦以来となるスタメンに復帰しました。その他のメンバーは前節と同じですので、このメンバーが現在のジュビロのベストメンバーと言えそうです。

 レノファ山口は4-3-3を採用。
 前節から3人のメンバーを変更してきました。新たに入ったのは、CBの一角に菊池、右SBに武岡、右シャドーに森が入りました。

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試合の振り返りと感想

 ここ2試合はゴール前に敷かれたブロックを突破するのに苦労し、目指しているサッカーを上手くピッチ上で表現できなかったジュビロでしたが、この試合では相手のブロックに隙間があってそこまで固くなかったこと、中盤でのプレスが緩くを前を向きやすい状況だったこともあり、目指しているサッカーを表現できたと思います。

 選手同士の距離感をほどよく保てていましたし、直近の試合では見られなかったスペースを作るための斜めのランニング、相手の裏を狙った飛び出しを行うことが出来ていました。

 試合開始直後の2分にセットプレーから大きなチャンスを作ることが出来たというのもいい形で試合に入ることが出来た要因ではないでしょうか。欲を言えば、小川航基にはこの絶好機を決めてほしかったですね。

 前節までは前からのプレスがハマらずに攻撃のリズムを作り出すことができませんでしたが、この試合では上手くプレスを掛けて相手陣内でボールを奪い、素早く攻守を切り替えて何度もチャンスを作ることに成功していたのも良かったですね。

 前半20分までに3度ほど絶好機があったので、このどれかを決めれていればもっと楽に試合を進めることが出来たと思いますが、例年同様に決めきれないもどかしい状況が続きました。
 この試合も同じように流れを掴み切れず、相手にワンチャンスを決められてしまう苦しい展開になるのか!?と嫌な考えが頭をよぎってしまいましたが、41分にコーナーキックのクリアボールに反応したルキアンがゴールにシュートを流し込んで先制に成功します。

 流れを手放すことなく、前半のうちに欲しかった先制点が奪えましたので、精神的にも余裕が出て落ち着いた試合運びをすることが出来たと思います。

 60分には左サイドからルキアンがドリブルで仕掛けて相手DFの股を抜いて置き去りにし、GKとの1対1の状況を作り出すと落ち着いてゴール右隅へシュートを流し込み追加点を奪いました。

 相手にチャンスらしいチャンスをほとんど作らせていませんんでしたので、クリーンシートで試合を終わらせたいところでしたが、85分に落とし穴が待っていました。
 左サイドからフリーでクロスを供給され、中央に走りこんだイウリにシュートを叩き込まれてしまいます。失点するまではイウリをほぼ完璧に抑えることに成功していただけに、この失点は勿体無かったですね。

 選手交代で4枚替えていましたので、当初よりもイウリのマークが甘くなったこと、全体的にプレスを掛けるのが遅れていたことが失点に繋がった要因だと思いますので、この辺りはもう少し改善が必要ですね。

 1点差に詰め寄られて追いつかれる恐怖と戦うことになったジュビロですが、相手の反撃をしっかりと抑えきって無事に勝利を手にすることが出来ました。

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最後に

 コロナ後の新しい生活様式に従い、声を出しての応援は出来ないなど色々と制約はありましたが、スタジアムの中に観客が入り、いいプレーやチャンスがあったときは大きな拍手が鳴り響くというのは、プレーしている選手の背中を力強く後押ししたのではないでしょうか。

 通常の状態に戻るにはまだまだ時間は掛かりますが、今できる最大限の応援方法でこれからも選手を鼓舞していきたいですね。

 次は中3日の日程でアウェイの福岡戦を戦うことになります。この勢いを失わないようにして今季初の連勝を手にしたいところです。

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