ホーム開幕戦でファジアーノ岡山と対戦したジュビロ磐田は、前半に2失点を喫すると後半開始早々にも失点して3点ビハインドの苦しい展開となりました。
ゴールを奪えずに完敗するかと思われましたが、64分に杉本と交代でピッチに立った17歳のルーキー後藤啓介が89分と90分+2分と立て続けにゴールを奪う活躍を見せました。
新チームの船出としてはかなり厳しい試合内容となった開幕戦でしたが、後藤啓介という希望がシーズン最初に現れてくれたのは嬉しかったですね。ユニフォームの背番号をどうするか悩んでいた私は啓介のユニフォームを買うことを即決して注文しました(笑)
さて、それでは開幕戦で気になった点を振り返ってみましょう。
チグハグな守備の立て直しが急務!!
リアルタイムで見ていた時は前半15分くらいまで良く戦えていると思っていたのですが、何度か見返すと10分ほどで岡山にジュビロの行動パターンを分析され、ボールを高い位置で奪う事が出来なくなりました。
昨シーズンのジュビロも前半15分くらいまでは良く動けているのにそれ以降は急に動きが悪くなってラインが下がってしまい、後ろに重たくなったところを失点するというパターンがありましたが、この癖はなかなか改善されませんね・・・。
試合を見ていて特に気になった守備面の問題点は、
①プレスが単発になりがちで連動がほとんどない
②連動してプレスを掛けたい場面で後ろの選手が前に出るタイミングが遅い
※中途半端なタイミングのプレスは、逆にスペースを空けてしまうのでやらない方がいい
③ネガティブトランジション時に埋めるべきスペースを埋めれていない
⓸カバーすべきエリアがあるのにジョグで戻っている
戦術的な落とし込みがあまり出来ていないのは分かるのですが、①~⓸の課題は早急に立て直していきたいですね。
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