ジュビロ磐田は川又と安田に恩返し弾を決められホームで痛い敗戦を喫する
19902945 - editable vector silhouette of a man sitting with his head in his hand; background made with a gradient mesh
スポンサーリンク

 J2第12節、7位のジュビロ磐田はホームに10位ジェフユナイテッド千葉を迎えました。

 前節の大宮戦では、伊藤のスーパーミドルとルキアンのヘディングシュートで辛くも同点に追いつき、敵地で勝ち点1を持って帰ることに成功。真夏の5連戦で勢いに乗るためにも、勝率の良いホームできっちりと勝ち点3を稼いでおきたいところ。

 先制点を奪いたいジュビロは、11分にクロスのこぼれ球を拾ったルキアンがペナルティーアーク付近から強烈なミドルシュートを放ちますが、クロスバーを直撃して惜しくもゴールネットを揺らすことは出来ません。
 ジュビロが攻める時間が続きましたが、21分に川又を起点としたカウンター攻撃を受けてしまい、山下の浮き球のパスを受けた川又が足でのトラップで藤田の逆を上手くついて先制ゴールを奪われてしまいます。

 3試合連続で先制点を許す苦しい立ち上がりとなってしまいますが、28分に相手バックパスに反応してGK新井へプレスを掛けた小川航基の足に新井が出したパスが当たってゴールへと吸い込まれて同点に追いつくことに成功。

 前半のうちに逆転しておきたいジュビロは、33分にショートコーナーのこぼれ球をペナルティーアーク正面で拾った山田がミドルシュートを放つもGK新井にブロックにされてゴールならず。
 シュートを防いだ新井はボールをクリアしますが、ジュビロ側がボールを回収して右サイドの櫻内へパス。エリア内にクロスを供給すると大井が頭で合わせたヘディングシュートはクロスバーを直撃。こぼれ球を山田が再度拾って叩きつけたシュートを放ちますが、ゴール前に詰めていた川又の頭でクリアされてしまい、ゴールネットを揺らすことは出来ませんでした。

 連続してチャンスを迎えたジュビロでしたが、35分にコーナーキックを起点としたシュートブロックのこぼれた球に安田と山田の2人が反応して競り合いとなり、山田をかわした安田が自陣深くからドリブルでカウンターを仕掛けてきます。コーナーキック対応のため、大井、藤田のCB2人は前線に上がっており、最終ラインに残っていたのは、サイドバックの宮崎のみという状況。最終ラインからドリブルで駆け上がった安田は、ペナルティエリア正面からシュートを放つと、ゴール右隅に決まって勝ち越しに成功します。

 思わぬ形で2失点目をしたジュビロは、追いつくべく後半頭から2枚の交代カードを切りますが、相手が途中から敷いた5バックのブロックを崩すことが出来ず、1-2で試合終了のホイッスルが鳴りました。 

スポンサーリンク

試合のフォーメーション

 ジュビロはいつもと同じ4-4-2を採用。今節は前節までずっとCBで先発していた伊藤が本職のボランチのポジションに戻り、大井と藤田のベテランコンビがCBを務めました。

 スターティングイレブンが発表された際は、大井と藤田のCBになっていたので伊藤がようやく休めると思ったのですが、休ませるのではなく本職ボランチで先発させたのは驚きでした。
 ボランチの層は厚いので休ませても良いのではないかと思うのですが、それだけ伊藤に対するフベロ監督の信頼が厚いということなんでしょうね。ただ、そろそろ休ませないと筋肉系の怪我をしそうで怖いのでどこかで先発からは外してほしいのが本音です。

 千葉も4-4-2のフォーメーションを採用していますので、この試合はミラーゲームとなりました。先発メンバーの川又、田口、安田の3人は元ジュビロ磐田に所属していた選手であり、古巣との対戦となりました。

スポンサーリンク
おすすめの記事