前節の金沢戦で6得点で快勝して4位に浮上したジュビロ磐田はアウェイで21位の群馬と対戦しました。
群馬戦から再び5連戦が始まりますが、上位との差をこれ以上広げられないためにも下位チームからは確実に勝ておきたいところ。
試合のフォーメーション
ジュビロは今節も3-4-2-1のフォーメーションを採用。前節の金沢戦と同じメンバーがスタメンに名を連ねていることから、フベロ監督はこのメンバーをファーストチョイスとして今後もチームの軸に据えていく気のようだ。
一方の群馬は4-4-2のフォーメーションを採用。
試合の振り返り
アウェイでの勝率が低いジュビロは、勝ち点3を持ち帰るために前半から果敢に群馬ゴールを脅かしました。
最初の決定機は12分でした。右サイドからルキアンがクロスを供給すると小川航基が頭で合わせてゴールネットを揺らしましたが、オフサイドの判定でゴールとはなりませんでした。
26分、伊藤のスルーパスに反応した小川航基が裏へ抜け出してエリア内に侵入したところ、相手に倒されてPKを獲得。小川航基は獲得したPKきっちりと決めてジュビロが先制に成功。
その後も追加点を奪うために攻め続けますが、41分に自陣最終ラインで横パス出したところ、相手FWがプレスを仕掛けてきたことで、大井がボールコントロールを誤ってしまい相手にボールを奪われてしまう。左サイドからドリブルでボールを運ばれると、エリア中央に走り込んでいた大前にパスを通されてゴールネットを揺らされてしまう。
41分という時間帯にミスから失点をしたジュビロは、後半に入っても流れを取り戻すことが出来ない。
前半とは打って変わって、群馬の猛攻に晒されて攻撃よりも守備の時間がながくなってしまう。
何とか失点をせずに切り抜けたいところだったが、56分に群馬陣内のロングパスから守備陣を崩されると、縦パスを大前が上手く落としたところを、空いていたバイタルエリアにいた金城が左足を振りぬいてゴール左隅に突き刺さる強烈なミドルシュートを叩き込んで逆転を許してしまう。
リードを奪われたジュビロは、2枚の交代カードを切ってフォーメーションを4-4-2へ変更。
67分、ルリーニャの縦パスをエリア内で受けたルキアンが体の強さを見せてボールをキープして放ったシュートはクロスバーを直撃。跳ね返ったボールをエリア内に詰めていた大森が左足で合わせて同点に追い付く。
残り20分の間に逆転したいジュビロは何度となく相手ゴールへシュートを放つが、最後までネットを揺らすことが出来ず、タイムアップ。