
HSVに所属している伊藤がホームでのブレーメン戦で初先発出場を果たしました。前節レバークーゼン戦で終盤に途中出場し、日本人30人目となるブンデスリーガデビューを飾りましたが、今回は先発で出場するというチャンスに恵まれました。
左サイドで日本代表の酒井高徳とコンビを組みましたが、52分に両足の痙攣によって途中交代となりました。不完全燃焼の形でデビュー戦を終えた伊藤ですが、チームメイトのサポートに感謝し、以下のコメントを残しています。
「酒井選手は色々と助けてくれる。監督の言うことを通訳してくれたり、『1対1を恐れず勝負しろ』『負けても良い』『俺が後ろにいる』と言ってくれた。パパドプロスも、『100回勝負して100回負けても良い』『100回俺が後ろでカバーしてやる』と言ってくれたんだ」
20歳と若く、初めてのスタメンで緊張しているであろう伊藤に酒井とパパドプロスの2人が掛けた言葉が格好良すぎますね。『ガンガン仕掛けて良い、負けたとしても俺たちが絶対カバーしてやる』先輩達にこんなセリフを言われたら、やってやるぜ!と気持ちが高まるに決まっています。両足が痙攣して無念の交代となってしまいましたが、こうした先輩からのフォローがあったからこそ、ピッチを全力で駆け回ることが出来たのではないでしょうか。
若手だと失敗を恐れて小さなプレーに終始してしまうことが多いですが、今回の様に『失敗を恐れるな、ミスはカバーする』と言ってもらえると伸び伸びとプレーが出来ますね。
頼もしい先輩達に見守られてどのような成長を遂げていくのかが非常に楽しみです。順調に育っていけば、東京オリンピックで主力選手として活躍してする姿を見ることが出来そうですね。
小川航基と同じ20歳なので、お互いに切磋琢磨して成長してくれるといいなぁ。
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