
メキシコリーグの17-18シーズン、アペルトゥーラ(開幕ステージ)の第6節パチューカvsベラクルスがパチューカのホームで開催され、4-1でパチューカが勝利を収めました。この試合は、怪我で戦列を離れていた本田がベンチ入りを果たすなど、本田ファンにとっては注目の一戦でした。
チームはリーグ開幕から3連敗を喫するなど、中々波に乗れていませんでした。そのため、チーム最高年棒で加入したが怪我で出場が出来ない本田に対して、一部のメディアから批判的な記事が出ていました。
関連記事:怪我の影響で試合に出れていない本田が現地メディアから痛烈に批判される
しかし、デビュー戦でゴールを決めたことによりそういった声は無くなっていくのではないでしょうか。
各国メディアも本田のゴールを伝える
本田は、3対0とリードして迎えた57分にピッチに立つと、僅か15分後にゴールを奪います。相手が3点リードされていて守備が緩くなっていたというのもあったとは思いますが、自陣後方からのスルーパスに反応して抜け出すとドリブルで持ち上がっていき、ペナルティエリア左手前から左足を降り抜くと、ゴール右隅へ強烈なシュートが突き刺さります。
何はともあれ、デビュー戦でゴールという結果を出すあたり、『流石、本田は持っている男だ』と言わざるを得ませんね
日本からメキシコへ 🇯🇵🇲🇽 GOLAZOOOOO⚽️ de Keisuke Honda en su debut el nipón marca gol y es el 4-0 de los Tuzos del Pachuca 💙 pic.twitter.com/JVH8kwH08A
— 90 Minut⚽️s México (@90MinutosMexico) 2017年8月23日
本田としても、怪我のため出場できなかった分、デビュー戦となった試合でゴールを決めれたのは嬉しかったのではないでしょうか。初ゴールがパチューカサポーターが多く駆けつけているホームで決まったというのも良かったですね。これでパチューカのサポーターの心を掴んだに違いありません。
本田のゴールは、メキシコメディアのみならず、欧州のメディアでも報道されています。
イギリス『ユーロスポーツ』は「セリエAのミランから去った31歳の本田はベンチスタートだったものの、ホームデビュー戦でチームの4得点目を記録した。“最初のステップとしては悪くない”、“この気持ちを言葉にすることは難しい。この後も調子を上げていかなくては”とホンダは語っている」という本人の言葉を交えながら、メキシコでの活躍を伝えた。
フランスの大手メディア『レキップ』は「ホンダは3点リードの状況で投入されると、73分に左足で強烈なシュートを放ち、ゴールを記録。パチューカは最終的に4-1で勝利している」と伝えた。
GOALの記事より引用
初ゴールがこうやって報道されるあたり、本田はまだ欧州でも注目されているのだなと感じますね。
次は先発出場の可能性が高い
さて、この試合では途中出場でしたが、現地時間の25日に開催される第7節アウェイのティファナ戦で先発出場するかもしれません。というのも、パチューカの中盤に怪我人が続出しているため、怪我から復帰した本田に先発のチャンスが巡ってくる可能性が高くなっているからです。
鮮烈なリーグデビュー戦を飾ったことから、監督やチームメイト、そしてサポーターからも大いに期待されているはずです。次は、先発で試合に出場して、ゴールまたはアシストを決めて先発の座をしっかりと確保したいですね。試合に出れればまだまだやれると思いますので、このまま好調を維持して欲しいところです。
90分試合に出れるコンディションは作っていると思うので、次の試合でも活躍することを期待したいですね。その試合が終われば、日本に帰国して、W杯最終予選の大一番であるオーストラリア戦を控えています。
リーグと代表どちらでも躍動している本田を見たいものです!
にほんブログ村に参加していますので、バナークリック応援をお願いします。