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試合の感想

 今季は攻撃が好調なジュビロですが、前半で2ゴール決めたのは11節の栃木戦以来となります。複数ゴールを奪った試合は今節を含めて8試合ありますが、前半に複数ゴールをあげたのは3回だけというのは意外でした。

 今節もボランチを含めた7人の選手が良く動いて相手ゴールを目指すことが出来ていたと思います。前半の飲水タイムまでは北九州の4-1-4-1の守備に手を焼いていたため、18分にショートコーナーから森岡が放ったヘディングシュートくらいしかチャンスを作れませんでしたが、それ以降はうまく修正してゴールまで迫ることが出来ましたね。

 最近のジュビロは、シーズンの最初よりも有効的に飲水タイムを使えるようになってきました。

 この試合では前半に鈴木が2ゴールを奪ってくれましたが、右ウインバックでのタスクにだいぶ慣れてきたように感じました。1点目の身体の使い方も良かったですし、2点目はルキアンからのパスを受けた瞬間にゴールまでの道筋がしっかりと見えていたかのような素晴らしいシュートを見せてくれました。

 前半に2ゴールを奪ったジュビロとしては、後半にも追加点を挙げてもっと試合を楽に進めれれば最高だったのですが、クリーンシートで試合を終わらせることが出来たのは良かったと思います。危ない場面はGK三浦のファインセーブに救われている状況なので、守備に関して楽観的にはなれませんが、危ない場面がありながらも無失点を継続できているのは自信になりますね。

 気になったのは、後半途中に山田大記を下げて小川航基を投入して2トップの3-5-2へ変更した後の試合運びです。山田大記がピッチにいる場合は前線からの守備でパスコースの制限やパスが出た先のボールホルダーへのプレスバックを積極的に行ってくれているので、周りと連動してボールを上手く奪うことが出来ています。しかし、守備でも存在感を発揮している山田大記が下がった状態で2トップにすると中盤の人数が1枚減ることになって守備バランスが変化し、いままで奪えていた中盤でボールを回収することが上手く出来なくなっていました。

 2トップへ変更した場合の守備バランスについては、試合後のコメントで鈴木監督も改善が必要と認めています。個人的には守備バランスを維持するために2トップへ変更するタイミングでボランチに鹿沼を投入して中盤の運動量を増やす方が良いのではないかと考えます。後半に入ると遠藤の足も止まり気味になるので1枚減った中盤をカバーするには運動量が豊富な選手が必要ですからね。

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プレー判断の精度向上が今後の課題!

 攻撃と守備のどちらもプレー時の判断が早くなり、素早く攻撃の切り替えができるようになってきています。しかし、まだ甘い判断からピンチを招く場面がありますのでそこは無くしていく必要がありますね。

 特に気になったのは21分、34分に自陣で横パスを奪われてカウンターを仕掛けられたシーンです。消極的な横パスを選択することは減ってきてはいますが、相手が前からプレスを仕掛けてきている時間帯に自陣で不用意に横パスを出すという判断は避けるべきです。

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次は甲府との上位対決

 次節は久しぶりにトップ5のチームと対戦することになります。甲府は5試合負けなしで京都と新潟の上位2チームと連戦していますが、どちらも引き分けに持ち込んでいます。

 好調を維持している甲府に勝つことが出来れば、更に調子が上向きになると思いますので、ホームというアドバンテージを生かして勝ち点3を確実にてにしたいところです。

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