3度の得点チャンスをポストに阻まれ、今季2度目の連勝を逃す痛恨のドロー
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 今節はシーズン2度目の連勝を目指してホームで水戸ホーリーホックと戦いました。前節は苦手のアウェイから勝ち点3を持って借ることが出来ましたので、勝率の良いホームでしっかりと勝ち切りたいところ。

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試合のフォーメーション

 ジュビロ磐田は前節から7人のメンバーを変更しました。フォーメーションは4-4-2を採用。

 2試合連続でスタメンに起用されたのは、GK杉本、CB山本義道、左SB伊藤、左SH大森の4人でした。今節でも伊藤は左SBで起用されていますので、今後も左SBが主戦場となりそうです。
 志村で固定していくと思われたGKのポジションですが、杉本が2戦連続スタメン起用されていることから、今後も激しい競争が展開されそうですね。

 水戸ホーリホックは、フォーメーションは3-5-2を採用。2トップの一角には昨シーズンジュビロ磐田に所属していた中山が起用されました。

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試合の振り返り

 最初にチャンスを作り出したのは、ホームのジュビロでした。

 1分、ルキアンがペナルティーエリア右角付近で倒されてFKを獲得。

 2分、キッカーの山本がエリア内にクロスを供給すると、伊藤がフリーで合わせて強烈なヘディングシュートを放ちますが、クロスバーを直撃してしまう。

 3分、自陣深くからのパスを受けたルリーニャが前線のルキアンを走らせるパス出す。相手GKがエリア外まで飛び出してきてパスをカットしようとするが、ルキアンが上手くかわしてエリア内から右足アウトサイドでシュートを放つとまたしてもクロスバーを直撃してゴールネットを揺らすことが出来ない。

 2度のチャンスを決めきれなかったジュビロは、水戸の反撃にあってしまう。

 9分、伊藤が自陣から大森を狙って縦パスを出したところ、カットされてカウンターを受ける。守備陣が左サイドに引き付けられると、中央を経由して逆サイドにパスを回されてしまい、フリーでシュートを打たれてしまう。

 19分、コーナーキックのクリアボールを水戸に拾われると、エリア左から浮き球のパスをゴール前に供給され、ヘディングで中央に折り返されるが、体を張った守備でシュートまでは打たせない。

 27分、DFラインの裏を狙ったパスに反応したルキアンが相手DFと競り合ってボールがこぼれる。サポートにいったルリーニャが倒れながらも藤川へパス。藤川から再びルリーニャにパスが渡るとペナルティーアーク付近からミドルシュートを放つと相手GKの右手に当たったボールは左ポストを直撃。

 3度の決定機を決めきることが出来ずに前半は0対0で折り返す。

 後半に入ると試合は拮抗した状態が続き、お互いに決定的なシュートを放つまでには至らない。

 先にチャンスを迎えたのは水戸だった。

 84分、ファールのリスタートから水戸に攻め込まれると、ペナルティエリア内の左ハーフスペースでピットブルがボールをすらすと、奥田がボールをキープしてエリア中央に折り返しのパスを供給。前嶋がフリーでパスを受けるとゴール正面でシュートを放つが、伊藤がスライディングでブロックして事なきを得る。

 連勝のためにも1点が欲しいジュビロは、94分に左サイドからクロスを供給すると、エリア中央で小川航基が頭で合わせて叩きつけたヘディングシュートを放つが、GKにキャッチされてしまいネットを揺らすことが出来ない。

 試合はそのまま0対0でタイプアップ。今季2度目の連勝は次回に持ち越しとなった。

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