ルキアンの2ゴールと伊藤のスーパーなゴールで勝利を手にしたが無意味な失点はなくさなければいけない
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 前節の山形戦で連勝が止まってしまったジュビロ磐田。11節はホームに10位栃木SCを迎えました。栃木は7戦連続負けなしで直近4試合は全て引き分けとなっています。首位を独走している新潟とも引き分けていますので、油断できない相手です。

 前節の敗戦で上位3チームとの勝ち点差が開いていますので、連敗だけは避けなければなりません。先制点が欲しいジュビロは、絶好調をキープしているルキアンが前半だけで2ゴールを決めますが、栃木に2度同点に追い付かれる苦しい展開に。このまま勝ち点を取りこぼすかに思われましたが、久しぶりのスタメン復帰となった伊藤がスーパーなゴールを叩き込んで何とか逃げ切りに成功し、勝ち点3を手にすることが出来ました。

 それでは試合を振り返っていきましょう。

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試合のフォーメーション

 ジュビロ磐田は3-4-2-1のフォーメーションを採用。フォーメーションはいつもと同じで変わりませんが、驚くべきはスタメンが前節から4人入れ替わったことです。これまでのジュビロ磐田は頑なにターンオーバーを採用していませんでしたが、前節の山形戦で身体が重く、本来のパフォーマンスを発揮できていない選手が多かったことから今季初となる本格的なターンオーバーを採用しました。

 ボランチでは鹿沼がようやくスタメンで起用され、最終ラインには怪我から復帰した山本義道と森岡が相模原戦以来となるスタメンに復帰。そして、左ウイングバックで途中出場することが多くなっていた伊藤がスタメンで左ウイングバックのポジションに入りました。

 4人のスタメンを変更したことについて、鈴木監督は試合前インタビューで「前節は前後半でサッカーが変わってしまうくらいのことがあった。その前から交代選手を入れて良い形になっていたし、年齢がいった選手の疲れも含めて、前節負けがあったのでメンバーを入れ替えようと思った。」と語っていますので、疲労蓄積によるパフォーマンスの低下にようやく目を向けるようになったみたいですね。疲労というキーワード以外にポジティブな変化と感じたのは、交代選手を入れて良い形になることがあるという認識について語っていたことです。これまではベンチ入りメンバーにあまり期待していないように聞こえる発言が多かったと思うのですが、それが変化してきているというのは良い傾向です。今後はメンバーの入れ替えがもう少し活発になるかもしれません。

 さて、一方の栃木は4-4-2のフォーメーションを採用。ボランチにはジュビロ磐田に長年在籍していた上田康太が入っています。J2にいると元ジュビロ磐田の選手と戦うことが多いような・・・?(笑)

図 栃木戦のフォーメーション
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