前節、08年以来7試合勝利が無かったアウェイの日産スタジアムでマリノスから3ゴールを奪って勝利したジュビロ。
欲しかった勝ち点3を持って帰ることに成功しました。
体力的にきつかったリーグ5連戦も次で終わりますが、最後に待ち構えているのは”難敵”の柏レイソルとのアウェイゲームです。
昨シーズンは2試合とも敗れて”シーズンダブル”を喫して悔しい思いをしているだけに、勝って借りを返しておきたいところ。
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それでは、レイソル戦を展望していきましょう。
予想スタメン
累積警告2枚によるレッドカードを提示されたギレルメは出場停止となりますが、厳しかったリーグ戦の連戦もこの試合で最後。
変更は左ウイングのみと予想します。
選んだスターティングメンバーは以下の通り。
システムはいつもと同じで【3-4-2-1】。
左ウイングのスタメン候補として考えられるのは宮崎と松本昌也の2人ですが、今回は宮崎を選びました。
宮崎を選んだ理由は、”レイソルの右サイドには伊東純也という強力なウイングの選手がいるため”です。
伊藤を抑えるには松本よりも守備力の高い宮崎をぶつけるほうがいいと考えました。
レイソル戦で注意すべき点
前節、アウェイで湘南ベルマーレと対戦したレイソルは、2対1で勝利しています。
その試合を見ていて、注意が必要だなと感じたのは、以下の3点。
①1トップを務める江坂の後ろへ抜け出す動き
②クリスティアーノと伊東純也の強力なサイド攻撃
③キムボギョンと手塚から供給される前線へのパス
①については、江坂がDFラインの背後を付いてくるため、湘南の最終ラインはそれに引き摺られる形となり、ラインを下げてしまいました。
そのため、ゴール前にスペースを開ける形となり、クリスティアーノにワンチャンスを決められ失点。また、2点目は湘南DFの背後から巧みに抜け出して、ボールを受けて自らゴールネットを揺らしています。
②について、レイソルは個人で状況を打開できる強力なウイングの選手を両サイドに持っています。良い形でこの2人へボールが渡ると自陣深くまで攻め込まれて決定機を作られる確率が格段にあがってしまいます。
この強力な攻撃陣を躍動させているのが、③で挙げたボランチの2人です。この2人へのプレッシャーが弱い場合、自由にパスを散らされて決定機を作られる可能性が高くなるので、しっかりとプレッシャーを掛けて早めに潰しておきたいですね。
試合の展望
昨シーズンの対戦でも感じたことですが、ジュビロは相手にプレッシャーを掛けて潰しにいくのは得意ですが、相手から激しくプレッシャーを掛けられると後手に回ってしまう傾向があるように感じます。
レイソルは激しくプレッシャーを掛けてくるので、それをどう受け流すか注目したいですね。
中盤の攻防を制した方が、この試合を有利に進めることが出来ると考えますので、”キープレーヤー”として、山本康裕を挙げたいと思います。
田口とボランチのコンビを組んでいる山本は、相手への寄せもしっかりと出来ていますし、何よりセカンドボールを拾う意識が高いのが良いところ。
山本が中盤でチームのバランスを上手く取ってくれているからこそ、田口は安心して前に行けているわけですね。
得点という分かりやすい結果ではありませんが、チームに安定感を与えてくれている影の立役者であり、重要な存在と言えます。
レイソルは直近の2試合で、前半にゴールを奪っています。ジュビロも前半に得点を奪うことが出来ていますが、相手よりも先に失点することは避けたいところ。
マリノス戦のように先制点を奪って試合を優位に進めたいですね。
最後に
好調を維持しているジュビロは6位まで順位を上げました。
選手のやり繰りが大変な状況が続きますが、あと3試合乗り切れば2ヶ月間の中断期間に入ります。
それまでに勝ち点をできるだけ積み上げておきたいので、難敵相手の試合ですが、勝ち点3を持って帰りたいところです。
Forza ジュビロ磐田 連勝目指して突き進もう!
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