開幕から2連敗スタートと厳しい船出になったジュビロ磐田は、ホームで水戸ホーリホックと対戦しました。開幕から2戦連続で相手に先制点を奪われていましたので、チーム史上初となる開幕からの3連敗を阻止するためにも何としても相手より先に先制点がほしい試合でした。
それでは試合を振り返っていきましょう。
試合のフォーメーション
ジュビロ磐田のフォーメーションは前節と同じで3-4-2-1でした。前節から最終ラインのメンバーを2人替えて、今野と新加入の鈴木がスタメンに選ばれました。最終ラインを4バックにしてくるかなと思っていたのですが、まさか鈴木を最終ラインに入れて3バックを継続するというのは予想外でした。
水戸のフォーメーションは、前節と同じ4-3-3で、メンバーを3人入れ替えてきました。CFには2019年にジュビロに所属していた中山が起用されました。
試合の振り返り
2試合続けて相手に先制点を献上してしまい、苦しい展開になっていましたが、この試合では9分にコーナーキックを鈴木が頭で落としたボールを山田が胸で押し込むラッキーな形でジュビロが先制に成功。今季初めてリードする展開になりました。
しかし、18分にまたもやミスから相手にゴールを決められて同点に追い付かれてしましました。
3試合続けてミスから失点をしてしまい、流れを手放したかに見えましたが、前半アディショナルタイムに再び山田大記がゴールを奪って逆転に成功し、前半をリードで終えます。
後半に入っても相手ゴールへ積極的に迫ると75分に山本康裕がPA右から放ったシュートの跳ね返りにルキアンが詰めてゴールを奪うことに成功し、リードを2点に広げます。2点差のまま試合が終了するかと思いましたが、79分にセットプレーからフリーでゴール前に抜け出した中山にシュートを叩き込まれて1点差に詰め寄られてしまいます。
初勝利まであと少しと迫った後半アディショナルタイムに大ピンチを迎えます。またしてもセットプレーから中山にフリーでヘディングシュートを打たれますが、枠を捉え切れずゴール右に外れました。
相手のミスで大ピンチを凌ぐと、ホイッスルが鳴り響き、3対2で試合終了。
ジュビロ磐田が今季初勝利をようやく手にしました。
