シーソーゲームを制したジュビロ磐田がアウェイで今季初の2連勝を達成する
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 前節に今季初勝利を手にしたジュビロ磐田は、アウェイで京都サンガFCと対戦しました。昨シーズンは京都相手に勝てておらず、天敵のピーター・ウタカも健在。昨シーズンの借りを返すためにもアウェイでかっておきたいところでした。

 それでは試合を振り返っていきましょう。

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試合のフォーメーション

 ジュビロ磐田は前節からメンバーの変更はなく、フォーメーションは3-4-2-1でした。これまでは最終ラインの左で伊藤がスタメン起用されていましたが、この試合も鈴木がスタメンで起用されていることからDFラインの序列に少し変化が出たかもしれませんね。

 一方の京都は、4-3-3のフォーメーションを採用していきました。CFには昨シーズン4ゴールを奪われたピーター・ウタカが入ります。

図 第4節京都戦のフォーメーション
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試合の振り返り

 開始直後から相手のハイプレスに苦しめられたジュビロ磐田でしたが、15分に反撃を見せます。ファールからのリスタートを繋いで、山田大記が楔になってインナーラップしてきた小川大貴へパス。ドリブルでエリア内に侵入してシュートを放ったものの枠内を捉えることは出来ず。

 31分 京都の波状攻撃を受けてピンチを迎える。ジュビロは左サイドで人数を掛けてボールを奪いに行くが、福岡が楔となってウタカへパス供給されると、PA右角にいた武富へワンタッチで繋がれてしまい、PA中央付近へパスを展開されたところを野田がフリーでシュートを放つ。このシュートは八田が反応してブロックするが、こぼれ球を松田がシュート。ブロックして再びこぼれたボールを福岡にもシュートを打たれるが、何とかブロック。3連続で厳しいシュートを放たれてしまう。

 ピンチを脱した11分後にジュビロが先制点を奪うことに成功する。

 42分 右サイドから山本康裕が縦にパスを供給すると相手DFの間で受けた大森がスルーパスを通して、エリア内右で受けた山田大記がゴールネットを揺らす。

 前半を1点リードで折り返したジュビロだったが、後半開始直後に京都の反撃を受ける。

 47分 左サイドからクロスを供給されると、エリア中央で武富が楔になってウタカへマイナスのパス。放たれたシュートは山本康裕の足に当たってコースが変わりゴールへと吸い込まれてしまう。

 同点に追い付かれたジュビロは5分後に反撃。

 52分 自陣深くで小川大貴がワンタッチで中央の遠藤へパス。遠藤が右サイドのルキアンへ展開するとドリブルで持って上がり、斜めにエリア内へ走ってきた松本へクロスを合わせてゴールを奪う。

 再びリードを奪ったものの、3分後にミスから同点に追い付かれてしまう。

 55分 ハーフウェイライン付近で山本康裕が遠藤へバックパスしたところをウタカに奪われてしまい、ゴールを決められる。

 ゴールを決められた4分後に3度リードを奪うことに成功する。

 59分 自陣でボールを奪ってカウンターを仕掛ける。山田から大森へ繋ぐと後ろから全力でスプリントしてきた小川大貴へパスを繋ぐとエリア右からゴール右隅へシュートを流し込んだ。しかし、このスプリントで小川大貴が右のハムストリングを痛めてしまう。

 試合を決めたいジュビロは、83分に相手GKがスローインでリスタートしたところ、狙って高い位置でボールを奪い返すとエリア中央から途中出場の大津がゴール左隅を狙ったシュートを放ってゴールネットを揺らす。大津にとって移籍後初となるゴールは貴重なリードを奪う得点となる。

 2点リードのまま試合を終わらせたいジュビロだったが、95分に左サイドからウタカにクロスを供給されると途中出場の三沢にゴールを奪われて1点差に詰め寄られる。しかし、ゴールを決めた直後にホイッスルが鳴って試合終了。

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