3つの決定機を逃したツケと勝利への執念の差が望むべき結果を与えてはくれなかった
19902945 - editable vector silhouette of a man sitting with his head in his hand; background made with a gradient mesh
スポンサーリンク

 今節は20位のモンテディオ山形とアウェイで対戦しました。7試合勝ちがない山形は直前に監督交代を選択し、佐藤新監督体制での初勝利を目指しました。

 この試合で印象に残っているのは、試合前のインタビューで佐藤監督が語っていた以下の言葉です。

 Q.ホームのサポーターにどんなサッカーを見せたいか?
 A.今まで積み上げてきたアグレッシブに自分達からアクションを起こした攻撃と守備というものをより 魂を込めて届けられたら

 相手が4連勝中のジュビロであっても自分たちの持ち味を生かして戦い抜くという覚悟が伝わってくるコメントでした。鈴木監督の試合前インタビューは毎回要領を得にくい話が多いと思っているのですが、こういったコメントを試合前に鈴木監督からも聞きたいところ。

 それでは試合を振り返っていきましょう。

スポンサーリンク

試合のフォーメーション

 ジュビロ磐田は3-4-2-1を採用。山形戦が3連戦最後の試合だったわけですが、中2日、中3日の厳しい日程にも関わらず、中川以外の10人は3試合連続でスタメン出場することになりました。大宮戦か山形戦のどちらかで少なくとも2名ずつはターンオーバーするのではと予想していたのですが、悪い方向で期待を裏切られました。

 勝っているのでメンバーを弄るべきではないという意見もあるとは思いますが、1トップのルキアン、シャドーの大森、左右のウイングバックを務める松本昌也と山田大記、ボランチの山本康裕の4人は出ている時間がチーム内でもかなり多くなっています。特に左右のウイングバックの2人は今のジュビロにとってアシストとゴールを奪ってくれる貴重な戦力であり、この2人が怪我でいなくなってしまうと戦力は大幅に低下することになります。層が薄いポジションなので休ませるのが難しいというのは分かりますが、そろそろ休みを与えてほしいところです。

 さて、一方の山形は4-4-2のフォーメーションを採用しました。(DAZNの予想フォーメーションと実際の配置が違っていたので、間違いがあるかもしれませんがご容赦ください。)

 ベンチには昨シーズンまでジュビロに在籍していたルリーニャが控えています。

図 山形戦のフォーメーション
スポンサーリンク
おすすめの記事