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試合の振り返りと感想

 中野を先発で起用したのは、相手の裏を狙った動き出しを繰り返してもらい、そこを中心に攻撃の組み立てを行うという目的があったと思うのですが、FWの動きを見ずに近くばかりを見ていたため、横パスやバックパスが多くなっていました。

 その結果、前半のボールポッゼッションは65%と高いものの、シュートは僅か4本と壊滅的な内容でした。

 チグハグな攻撃を修正するまでの間は無失点に抑えたいところでしたが、14分に守備のスライドが遅れたことで相手にフリーでボールを繋がれてしまい、簡単に失点してしまいます。

 このシーンは、琉球が左サイドから右サイドへボールをふったところから始まるのですが、素早くスライドすべきところスライドが遅くなってしまい、右サイドに張った田中に山田のプレスが間に合わず、フリーで簡単にエリア中央にいる山口へパスを通されてしまいます。
 中央にはジュビロの選手が5人いて人数は十分足りているはずですが、五角形に近い形になっており、そのちょうど中心に山口が居ましたので、誰からもプレッシャーを受けることなく、エリア右に走りこんだ池田にパスを出されて失点に繋がりました。

 早い時間に自分たちの守備ミスから失点してしまったのが、非常に悔やまれます。

 前半のうちに同点に追いつけなかったジュビロは、後半頭から2枚の交代カードを切って攻撃の活性化を図ります。大森が普段のポジションである左サイドハーフへ戻ったことで、中野にいい形で縦パスが入るようになると攻撃のリズムも良くなってきます。

 54分には左サイドから大森がクロスを供給し、中野が合わせてゴールネットを揺らしました。逆転ゴールを奪いたいところでしたが、79分にルリーニャを投入した直後、またしても相手にフリーでクロスを供給されてしまい、それをDFの間から上手く抜け出した上原に決められて逆転を許す苦しい展開になります。

 本来であれば休ませておきたかったルキアンを投入したことで、86分に再び同点に追いつくことが出来ましたが、反撃はここまででした。

 何とか引き分けに持ち込んだものの、後半の内容だけを見れば、チャンスでゴールを決めて楽な試合展開にしておきたかったというのが正直なところでしょう。

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最後に

 相手に2度リードを許した状態から追いつくことが出来たという点はプラスでしたが、早い時間帯に失点してしまうという状況をなくさない限り、安定的に勝ち点3を獲得するのは厳しいですね。

 ベンチメンバーに大井が復帰してきたので、そろそろCBのターンオーバーも視野に入れていきたいところです。CBの先発メンバーは現状された状態が続いていますので、フォルリン、大武、中川といった他のCBメンバーも試合に出れるように仕上げていって欲しいところ。

 次もアウェイゲームですが、勝ち点3を持ち帰るためにも先制点を奪って余裕を持った戦いがしたいですね。

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