11月28日に開催されたJ1第33節サガン鳥栖戦で完封勝利を収めたジュビロ。その結果、名波監督は節目のJ通算50勝を達成しました。
50勝達成、おめでとうございます!
50勝という節目に達しましたので、名波監督が就任してからのシーズンを振り返ってみたいと思います。
J1とJ2でそれぞれ何勝しているのでしょうか。
2014シーズンの結果
名波監督がジュビロ磐田の監督に就任したのは、2014年9月のことでした。ジュビロはこの時J2に所属していました。
初采配は第34節愛媛FCとのホームゲームでした。結果はどうだったかというと、後半に前田遼一と松浦がゴールを決めて2対0の完封勝利を収めています。
初陣で勝利を手にすることが出来たのは”この男はやはり持っている”と言わざるを得ません。(笑)
このまま順調に勝ち星を重ねていくかと思われましたが、そうは問屋が卸してくれません。
最終的な成績は、2勝2敗5分でした。
2015シーズンの結果
前年度はシーズン途中からの就任で準備期間も余りありませんでしたが、2015シーズンは最初からチーム作りに携わることとなり、名波監督が目指すサッカーをするためにチームに種をまく作業が行われました。
シーズン序盤から順調に勝利を重ねていき、大型連敗をすることなく戦い抜きました。
最終的な成績は24勝8敗10分でした。
リーグ戦を2位で終えたジュビロは、シーズン当初の目標だったJ1復帰を果たします。
2016シーズンの結果
J1復帰を果たした2016年シーズンは、1stステージと2ndステージを戦い年間の順位を争う2ステージ制で行われました。
このシーズンの目標は、『J1に残留すること』という非常にシンプルなものでした。
1stステージの成績は6勝6敗5分でした。
J1に復帰したばかりなので、しっかりと戦えるのだろうかという不安もありましたが、連敗することなく1stステージを戦い抜くことが出来ました。
8位という順位で終えることができたのは、上出来だったと言えます。
2ndステージも勢いにのって勝利を積み上げて行きたいところでしたが、そう上手くはいきませんでした。
1stステージの戦い方を相手チームに研究されて対策を取られたというのもありますが、シーズン途中に小林祐希がオランダ1部へ移籍して空いた穴を埋めきれなかったのが失速を招いた要因だったと言えます。
先制しても『体力が尽きて足が止まった後半に追いつかれる』という悪循環に嵌ったジュビロは1stステージで稼いだ勝ち点の貯金をどんどん減らしていきます。
気が付けば残留争いに腰までどっぷりと使った状態に・・・。
最後まで降格か残留のどちらになるかわかりませんでしたが、最終節のアウェイ仙台戦で勝利をしたことでJ1残留を決めました。
2ndステージの成績は2勝8敗7分でした。
今、思い返しても2勝でよく残留ができたなと思ってしまいます。(汗)
2017シーズンの状況
昨シーズンは辛くも残留するに成功したジュビロ。シーズン前に中村俊輔、川又堅碁、ムサエフといった戦力を補強し、チームの強化を行いました。
特にベテランの中村俊輔が加入は、チームへ計り知れないプラスの効果をもたらしました。
あと1試合残っていますが、現時点の成績は16勝8敗9分です。
これだけ勝ち星を重ねることが出来たのは、リーグ最小失点の守備のお陰ですね。
昨年あれだけ失点を重ねていたチームの守備がここまで劇的に改善するとは思いませんでした。
まとめ
J1とJ2で何勝しているのかを振り返った結果は以下の通りです。
J1で24勝、J2で26勝の計50勝
勝利数はほぼ同じという結果になりました。
通算成績は118試合で50勝32敗36分、勝率は57.6%となっています。(注1)
注1:引き分けは0.5勝と計算し、{勝利数+(引き分け試合数×0.5)}÷試合数で算出。
勝率が5割を超えていることから名波監督は優秀な監督の1人であると言えるのではないでしょうか。
今シーズンは最終節の鹿島アントラーズ戦が残っていますので、その試合に勝ってJ1通算25勝というキリの良い数字に持って行きたいですね。
来年にJ1通算50勝を達成するのは難しいかもしれませんが、もし達成できるようであれば優勝間違いなしです!
今季の戦いを継続できれば、それも不可能ではないかもしれませんね。
にほんブログ村に参加していますので、バナークリック応援をお願いします。