【J1第31節】スタジアムに鳴り響く歓喜の歌声!ジュビロ磐田がホームで劇的な逆転勝利を手にする
38758090 - soccer player in action on night stadium panorama background
スポンサーリンク

残留へ一歩でも近づくためには負けられないジュビロ磐田は、ホームに優勝争いをしている2位広島を迎えました。

"残留争い""優勝争い"、立場は違えど目的を達成するにはどちらも勝ち点3が必要な負けられない戦いは、誰もが予想しえなかったであろう劇的な結末を迎えました。

スポンサーリンク

試合のフォーメーション

ジュビロは【3-5-2】のフォーメーションを採用。

GKカミンスキー、最終ラインは右から大南、大井、高橋。ボランチは田口、上原、右ワイドに小川大貴、左に宮崎。2シャドーの右に松浦、左に山田が入り、1トップは川又。

広島はいつもと同じ【4-4-2】を採用。

GKは林、最終ラインは右から和田、野上、水本、佐々木。中盤は右から川辺、柴崎、稲垣、柏。2トップはパトリックとティーラシンが務める。

関連記事:目指せホーム2連勝!広島に勝って残留争いから抜け出そう

スポンサーリンク

試合の総括

どちらが先制点を奪って試合の主導権を握るかに注目していましたが、お互いに攻め手を欠いていて前半は無得点で終わるのではないかという雰囲気でした。

ゴールが生まれるとしたらセットプレーかな?と考えていたら31分に広島がセットプレーから先制点を挙げました。

右CKを野上がさわってコースを変えるとボールはファーサイドのティーラシンへ。ヘディングをゴールに突き刺す。

それまで大きなピンチを作られることもなく30分以上の時間が過ぎていただけに勿体ない失点でした。

前半のうちに反撃に出たいところですが、ボールを奪ってからのパスの質が悪く、攻めきることが出来ず、エリア内にほとんど侵入すること出来ませんでした。

見せ場をほぼ作ることが出来ないまま前半を折り返します。

ジュビロは後半48分に小川大貴を下げて小川航基を投入してシステムを【4-4-2】へ変更。

後半開始直後から60分頃までは広島ペースで試合が進みました。特に右サイドを中心に攻撃を展開され、川辺がハーフスペースを上手く使ってシュートを放つなど危険なシーンを作られることが多くなります。

すると、59分に追加点を奪われます。

パトリックが右サイド深くまでドリブル侵入して折り返すと、ハーフスペースへ上手く入り込んでいた川辺がフリーで受けて柏にパス。ワンタッチでファーポスト付近のティーラシンに繋ぐと、トラップから冷静にフリーで走り込んできた和田へラストパスを供給。シュートがゴールへと吸い込まれる。

似たようなシチュエーションを何度も作られた中での失点であり、カバーすべきところを開けたままにしていてはやられても仕方がないと言えます。

2失点目を喫した直後、負けられないジュビロは【3-5-2】へ変更。

2点のビハインドと窮地に陥ったチームを救ったのは"エースの川又"でした。

65分、山田が蹴った右CKを広島DF水本がお腹でトラップしますが、ボールは流れてしまう。それを見逃さなかった川又がゴール右隅へ突き刺さるシュートを決め、1点を返すことに成功。

エースが決めたゴールを境に試合の流れはジュビロに傾いていきます。

このままの勢いで同点に追い付きたいところでしたが、69分に川又が右太腿裏を痛めるアクシデントが発生、交代を余儀なくされる。

櫻内が交代で投入され、右ワイドの荒木が2シャドーの一角へ、櫻内が右ワイドを務めて、1トップに小川航基が入る形へフォーメーションを変更。

流れが悪くなるかと思われましたが、前半はほとんど拾えなかったセカンドボールを上手く回収。また、高い位置でボールを奪えるようになり、波状攻撃を仕掛けれるようになっていきます。

パスが繋がり、相手に揺さぶりを掛けれるようになると欲しかった同点ゴールが生まれる!

80分、ドリブルでエリア内に侵入した荒木は、エリアの外でフリーになっていた田口にパス。しっかりとボールを捉えることができずにミスキックとなったシュートは、ファーポスト付近にいた櫻内へ渡る。迷わず振り抜かれた右足から放たれたダイレクトボレーシュートがゴール右に突き刺さり同点に追い付く。

思わぬ形で追い付くことに成功したジュビロは逆転のゴールを狙うべく、攻勢を仕掛けていく。

90+3分、右サイド深くから荒木が山田にパス。体勢を崩しながら左足で合わせるもポスト直撃。

このまま試合終了かと思われましたが、ラストワンプレーの右CKからドラマが生まれました。

90+6分、エリア内で競り合った際にベリーシャの腕が高橋の顔に入ると、西村主審はペナルティスポットを指差す。

PKを獲得した高橋がキッカー務めると主張するが、ボールをガッチリと抱えた小川航基が強い意志を示してキッカーを直訴。すると高橋は小川にキッカー譲る。

ゆっくりとペナルティスポットにボールをセット。小川のシュートはゴール右に吸い込まれていき、ジュビロが逆転に成功。

ゴールが決まったと同時に試合終了のホイッスルが鳴り響き、ホームで劇的な逆転勝利を手にした。

スポンサーリンク

最後に

相手に2点リードを許して絶対絶命かと思われましたが、エースのゴールから反撃を開始して劇的な逆転勝利を手にすることが出来ました。

現地で観戦していましたが、1点を返してからのスタジアムの雰囲気が変わって声援の量がかなり増えたように感じましたね。

この勝利によって勝ち点が40の大台に乗りました。残り3試合ありますが、次も勝って残留を決めたいですね。

にほんブログ村に参加していますので、バナークリック応援をお願いします。

にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村

にほんブログ村 サッカーブログ ジュビロ磐田へにほんブログ村

ジュビロ磐田ランキング

スポンサーリンク
おすすめの記事