
J1第29節の土曜日開催試合4試合が行われました。4試合全てに残留を争うチームが関っており、同じく残留争いをしているジュビロ磐田にとっても日曜日の試合を迎える上で、結果がどうなったかは気になるところです。
まずは、試合開始前の暫定順位のおさらいしましょう。
順位 | チーム名 | 勝ち点 | 得失点 |
---|---|---|---|
10位 | 清水エスパルス | 37 | 0 |
11位 | ヴィッセル神戸 | 36 | -7 |
12位 | ジュビロ磐田 | 33 | -8 |
13位 | ガンバ大阪 | 33 | -9 |
14位 | 湘南ベルマーレ | 32 | -5 |
15位 | 名古屋グランパス | 31 | -5 |
16位 | サガン鳥栖 | 30 | -7 |
17位 | 柏レイソル | 30 | -10 |
18位 | 長崎 | 27 | -17 |
※上記の暫定順位は、金曜日に行われた横浜F・マリノス対コンサドーレ札幌戦の結果を反映させた順位です
残留争いの安全圏ギリギリのラインにいるのが11位のヴィッセル神戸で、それ以外は勝ち点差6の中に7チームがひしめく混戦模様となっています。混戦を抜け出してライバルに差を付けるためにも、各チームは今節の試合で勝ち点3を手にしたいところ。
土曜日に開催された第29節の結果
14時キックオフの2試合の結果は以下の通り。
セレッソ大阪 0-1 ガンバ大阪
4連勝と好調を維持しているガンバ大阪は、エースのファン・ウィジョが累積警告のため、出場できませんでしたが、前半45分にアデミウソンが決めたゴールを守りきり、敵地での大阪ダービーに勝利して5連勝を達成しました。
サンフレッチェ広島 0-3 柏レイソル
前節ガンバ大阪に敗れて首位の座を川崎フロンターレに明け渡したサンフレッチェ広島は、ホームに17位柏レイソルを迎えました。下位のチームから勝ち点を取りこぼすことなく、勝って川崎にプレッシャーを掛けたいところでしたが、日本代表の伊東純也に前半23、27分と立て続けに得点を許すと、35分にはオルンガにダメ押しとなる3点目を決められて完封負けを喫しました。
19時キックオフの2試合の結果は以下の通り。
ヴィッセル神戸 1-1 V・ファーレン長崎
本格的な残留争いに巻き込まれる前に連敗を止めたい神戸。自分達の少し前を走るチームに追いつくために勝ち点3を持って帰りたい長崎の戦いは、試合開始直後から激しく動きました。神戸が怒涛の攻めを見せて長崎ゴールへ迫りますが、長崎の体を張ったDFラインを破ることが出来ずにいると、22分に長崎が澤田のゴールで先制。攻めていたはずなのにリードを許した神戸ですが、慌てることなく攻めを継続し、30分に三原のゴールですぐさま同点に追いつきます。
前半の内に同点に追いつくことが出来た神戸は、後半に入ってもペースで握って試合を優位に進めますが、あと1点が遠く、試合はこのままドローで終了。勝ち点1を分け合いました。
サガン鳥栖 0-1 湘南ベルマーレ
互いに負けられぬ残留を争うライバル同士の戦いは、前半をスコアレスドローで折り返すと、62分に岡本のゴールでアウェイの湘南が先制に成功する。同点に追いつきたい鳥栖は、ボール試合率で相手を上回って25本のシュートを放つものの、枠内シュートは2本と精彩を欠いて同点に追いつくことが出来ず、ライバルにホームで敗れる痛い敗戦となった。
日曜日に行われる静岡ダービーの重要度が跳ね上がる
残留を争うライバルチームの中で、ガンバ大阪、柏レイソル、湘南ベルマーレの3チームが勝ち点3を手にしたことで、ジュビロは暫定で15位まで順位を下げました。
この結果を受けて、日曜日のダービーマッチは“いつも以上に負けることが出来ない厳しい戦いになった”と言えます。勝ち点3を手にすることが出来れば、12位まで順位を上げれる可能性がありますが、敗れて勝ち点0となった場合は、16位の名古屋グランパスがFC東京に勝つと順位が入れ替わり、16位まで順位を下げることになります。名古屋は2試合未消化の試合が残っていますので、ジュビロよりも勝ち点を多く獲得する可能性が残されています。
残留を争うライバルチームの多くが勝利したことで、ジュビロは危機的状況に立たされたと言っても過言ではない状態です。この状況から抜け出すには明日の静岡ダービーで何としても勝ち点3を持って帰ることが必要です!
最後に
静岡ダービーが終わると、残留を争うライバルである長崎、湘南との直接対決が控えています。“重要なシックスポイントゲーム”を制するためにも明日の試合に勝って良い流れをチームに引寄せることが大事です。
勝利を我が手に! Forzaジュビロ磐田
にほんブログ村に参加していますので、バナークリック応援をお願いします。