7位のジュビロ磐田はホームにで16位松本山雅FCと対戦しました。昨年までJ1にいたチーム同士の戦いになりましたが、対戦成績は1勝1分でルヴァンカップを含めてジュビロは負けがありません。
真夏の5連戦の1戦目をホームで迎えたジュビロは、今季初の連勝を狙って前半から積極的に攻撃を仕掛けていきます。しかし、26分に松本山雅は中央から左サイドへ素早く展開してアーリークロスを供給すると、フリーの鈴木にドンピシャのヘディングシュートを決められてしまう。
今季はここまで相手に先制点を奪われると勝つことが出来ていないジュビロですが、この試合ではすぐに同点に追いつくことに成功します。
33分に左サイドで大森がクロスのこぼれ球を拾ってドリブルを仕掛けてペナルティーエリアの角から侵入すると、中へ切れ込んでいくと僅かに空いていた隙間を狙ったシュートを放ってゴールネットを揺らしました。
失点してから7分後に同点に追いつくことに成功したことで、勢いに乗ると43分に逆転に成功。
左サイドの相手ペナルティーエリア手前から大森がエリア内に縦パスを供給すると、反応した小川航基が相手DFの後ろへ走り込んで競り合いとなり、倒されてPKを獲得。自身で獲得したPKを冷静にゴール左へ流し込んで開幕戦以来となるゴールを記録。本人が一番望んでいたゴールという結果を誕生日を迎えた日に決めることが出来ました。
前半のうちに逆転に成功したジュビロは、後半に入っても粘り強い守備を見せて松本山雅の反撃を跳ね除けることに成功し、2対1で逆転勝ちを収めました。
今季初の連勝を達成したジュビロは5位まで順位をあげて上位との差を縮めました。
それでは、試合の振り返りと感想です。
試合のフォーメーション
ジュビロのフォーメーションは4-4-2で、前節から2人のメンバーを変更してきました。2試合ぶりの先発となる松本が右サイドハーフに入り、右サイドバックに小川大貴が入りました。
5連戦の初戦で次の試合まで間隔が短いことから大幅なターンオーバーをしてくるのではないかと予想していましたが、メンバーを大幅に入れ替えて戦うよりも今季初となる連勝を達成して上位との差を詰めて次を良い形で迎えるという強い決意がこもったスターティングメンバーでした。
対する松本山雅は3-4-2-1のフォーメーションを採用してきました。
毎回先発メンバーを予想していますが、うまく当たらないものです(笑)