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試合の感想

 前半終了間際にPKで先制を許したものの、前半の試合内容はジュビロの方が良かったですし、何より千葉戦までの5試合で負けなしということも慌てずに戦う自信に繋がったように思います。

 これまでのジュビロであれば、先制点を奪われると動揺して焦ることが多く、逆に相手に追加点を奪われるという悪循環に陥るパターンが見られましたが、最近は落ち着いて攻めれば必ず同点に追い付くことが出来るという揺るぎない自信を持って戦えていますね。

 後半に入って最初の交代カードを切った後に小川大貴を右WB、鈴木を左WBにするポジション変更を行ったのも功を奏しました。解説の坪井氏も言っていましたが、小川大貴は左よりも右サイドでプレーする方が持ち味が生きてきますね。右サイドの方がよりアグレッシブプレーできていますし、前にも積極的に顔を出せています。同点ゴールも高い位置へ攻撃参加していたことで生まれたゴールでした。

 逆転ゴールのシーンを振り返ると前節も活躍を見せた大森のプレーがこの試合でも光っていましたね。2点目の起点となるドリブルでボールを運ぶと相手を引き付けておいて左サイドの高野へパス。高野が中へグラウンダーのクロスを供給したところに走り込んでいたルキアンがゴールネットを揺らしました。このゴールは複数の選手が上手く連動して生まれたジュビロがやりたい形でのゴールだったように思います。

 そしてダメ押しとなる3点目のゴールですが、ルキアンは75分に決めきることが出来なかったトーキックでのシュートをもう一度やってゴールネットを揺らしました。1回目のミスから感覚を修正してゴールを決めるのは流石ですね。このゴールは途中出場の小川航基がアシストして生まれたものでした。ゴールとは違った形ではありますが、貴重なダメ押し点のアシストはいいアピールに繋がったと思います。

 今節の勝利で勝ち点は62まで伸びました。2位京都も勝利したため、2位との差は1のままですが、3位以下との差は11と2桁の差まで広げることが出来ました。しかし、シーズン終盤に昇格を争うライバルとの戦いを控えていますので、次からのホーム2連戦を勝って大型連勝に繋げていきたいところです。

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