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試合の感想

 前半30分くらいまでのジュビロは5-4-1でブロックを敷いて中央を締めてサイドへパスが出てきたところを奪って攻撃を仕掛けていくという作戦だったように見えましたが、1トップのルキアンと2シャドーの大森と山田の3人と2ボランチ+5バックの距離が離れていたので、前線の裏のスペースを使われてしまい思うようにボールを奪うことが出来ていませんでした。
 
 どちらかといえば、ブロックを敷くことが目的になっており、そのあとのアクションまで気が回っていないという感じに見えました。そのあたりのチグハグとした面が解消され始めたのは前半30分過ぎになってからだったと思います。

 東京Vのカウンターから2度決定機を作られましたが、三浦のファインセーブで失点を免れたのは大きなターニングポイントでしたね。2度目のカウンターの守備では全員が中を意識した守備になっていましたが、森岡には大外にも注意を払ってほしかったところです。森岡が中へ絞ったことで大外に大きなスペースができました。しかし、絞った先は数的同数だったので味方に対応を任せて中央から左側のカバーを行う方が良かった思います。

 大きなピンチの後にはチャンスがくるものですが、この試合でも39分にフリーキックから先制に成功しましたね。ボールがこぼれてくる可能性を考えて外で待機していた伊藤がダイレクトでファーへ繋ぎ、鈴木が同じくダイレクトボレーでゴールネットを揺らしたシーンはジュビロ磐田の今季ベストゴールと言えるほど鮮やかなゴールでした。

 後半に入ると守備の修正もほぼ出来上がり、ボランチとシャドーで規制を掛けたところを最終ラインからウイングバック若しくはCBが飛び出してボールを奪いに行くというスタイルがうまく出来るようになりました。陣形もコンパクトにできていましたし、奪いに行くタイミングも良くなったことから東京Vの攻撃陣にシュートまで打たせる回数がかなり減りましたね。

 後半で気になったところは、やはりメンバー交代のタイミングです。特に大森がガス欠気味になっており、前へプレッシャーを掛けに行くことが出来なくなっていたので、後半は大森よりもボランチのどちらかがシャドーの位置まで出てきて規制を掛ける形になっていました。鈴木監督は交代のタイミングが難しく、動くタイミングを見極めた結果86分のタイミングになったと話していましたが、足が止まりかけている選手を狙われるリスクを考えればもう少し早く交代カードを切っても良かったと思います。

 2試合連続となるクリーンシートを達成できたことは嬉しいのですが、交代カードを使うタイミングはもっと改善してほしいですね。

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次節も上位との差を詰めるチャンス!

 今季3度目の2連勝を達成しましたね。前回は2連勝で止まっているので次は今季最長の4連勝超えを狙っていきたいところです。

 次節も新潟対琉球、京都対甲府の上位対決が行われますので、ライバルとの差を詰める絶好のチャンスです。昇格を目指すのであればこのチャンスを逃すわけにはいきません!

 2試合連続クリーンシートを達成するなど、守備面は安定感が出てきています。次の試合も勝つために先制点を取って試合の主導権を握りたいですね。

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