同じようなクロスから2失点を喫し、2017年以来となる3連勝を逃す
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 前節の勝利で今季初の2連勝を達成したジュビロ磐田。しかし、ここまで攻守に渡って活躍していた小川大貴が負傷(右大腿二頭筋肉離れ)によって約6週間の離脱をすることになってしまいました。

 第5節はレノファ山口とホームのエコパスタジアムで対戦。上位2チームは連勝を続けていますので、これ以上離されないためにも2017年以来となる3連勝を目指したいところ。

 それでは試合を振り返っていきましょう。

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試合のフォーメーション

 ジュビロ磐田は3-4-2-1のフォーメーションを採用。小川大貴の負傷離脱の影響でここ2試合左CBで先発していた鈴木は右WBのポジションに入り、スタメン落ちしていた伊藤が左CBのポジションに復帰しました。それ以外のメンバーは前節と同じで変更はありません。

 一方の山口は4-4-2のフォーメーションを採用。今季から渡邉監督が指揮を執っていますが、ここまでの成績は2敗2分とまだ勝ち星がありません。

図 第5戦山口戦のフォーメーション
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試合の振り返り

 前半開始直後の10分間はジュビロがパスを上手く繋いで山口ゴールへと迫るが、決定的なシュートを打つことができない。すると13分に山口に先制点を奪われる。

 13分、左サイド深くから伊藤が前線へ大きくクリアしたボールは相手が回収して澤井へパス。ジュビロDFを上手くかわすとエリア中央にいた高井が大きく空いているスペースにクロスを要求。正確なクロスにスライディングで合わせてゴールネットを揺らす。

 先制点を奪われたジュビロは、19分、伊藤が供給した前線へのパスに反応したルキアンが相手DFとの競り合いに勝ってゴールラインギリギリでボールをキープしてエリア内に折り返しのパスを出す。走り込んできた山田がシュートを放つがGK正面に飛んでゴールならず。

 20分、またしてもクロスから失点。ハーフウェイ中央から左サイドへ展開されたパスを何とか鈴木が触るもこぼれ球が左サイドに張っていた高井に渡り、ドリブルで持ち込まれてクロスを供給される。八田が飛び出してパンチングを試みるがきっちりはじくことが出来ずに大外から詰めていた草野がスライディングシュートを放ってゴールネットを揺らす。

 同点に追い付きたいジュビロは42分にショートコーナーから大森が山本康裕へマイナスのパス。エリア手前から供給したクロスにルキアンがフリーでヘディングシュートを放って1点を返すことに成功する。

 3連勝のためにも早い時間に追い付きたいジュビロだったが、後半はシュートチャンスを中々作れない。

 79分に後半最初の決定機が訪れる。山本康裕が縦にパスを入れてルキアンが相手DFの裏へ抜け出し、右サイドのエリア外からクロスを供給。途中出場の小川航基が合わせてシュートを放つが枠を捉え切れない。

 終了間際の94分、山本義道のクロスから松本が頭で合わせてシュートを放つが得点を奪うには至らない。最後の反撃も実らず、1対2で敗戦を喫する。

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