試合の感想
試合開始前のインタビューにて、（この試合に向けて）チームとしてトレーニングで意識したことを問われた際に鈴木監督は以下のことを話していました。
守備ゾーンでのリスク管理。あるいはサイドからのクロスに対してのマーキング。あるいはクロスに対してのONのチェック。ここらへんを厳しくということでトレーニングの中でもそういう環境を作ってやってきた。
これを聞いていて「お、ちゃんと課題に対して対策を施してきたのね」と期待したのに蓋を開けてみたら対策したはずのクロスから2失点…。1週間どんな練習をしてきたんだろうか。1失点目を振り返ってみるとボールを奪われた後のポジショニングが悪いため奪われたゴールだったように思います。1失点目は気になるところがあったので振り返り記事を別に作ります。
2失点目については、八田はあの場面で飛び出すならきっちりとパンチングでクリアすべきでした。高井が左サイドからクロスではなくシュートを打ってくる可能性があり、ニア側をケアしていたため、ファーへのクロスに対して飛び出すのが少し遅れてしまったため、上手くパンチングできなかったのかもしれませんが、飛び出すという判断をしたのであれば、クリアはしてほしかったですね。草野をマークしようと追いかけていた今野も八田が飛び出してきているので、クリアを任せて草野へのマークを途中で緩めていましたし・・・。
ここ2試合は開始15分以内に失点することはなかったのですが、今回は13分と20分のわずか7分間に2失点を喫してしまいました。これで4試合連続2失点以上を喫していますので完全に守備が崩壊していると言えます。
攻撃面で気になったのは、セルフジャッジをしてプレーを一瞬止めてしまうことがあったことです。特にもったいないと思ったのは19分に山田がシュートを放ったシーンです。山田へのパスを出したルキアンは、ゴールラインギリギリでボールを残していました。しかし、ゴール前に詰めてきた山田は相手DFが手を挙げたのを見てラインを割ったと判断したのか一瞬止まってします。一度足を止めかけているため、ルキアンのパスに反応するのが遅れてしまい、相手DFがシュートブロックを行うのに十分な時間を与えてしまったように見えました。
もしかしたらセルフジャッジはしていないかもしれませんが、笛が鳴るまでは全力でプレーをしてゴールを目指してほしいところです。
最後に
シーズンはまだ始まったばかりですが、早くも3敗をしています。守備の改善が上手くいっていませんが、毎試合複数失点をしている状況からは早く脱出したいところです。
少なくとも1点は取れているので、余計な失点を無くせれば自ずと勝ち星は増えていくはず。
まずは連敗をしないように次の試合は先制点を奪って勝ちたいですね。
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