【ジュビロ磐田】現地観戦で勝利を目撃出来るのは格別の喜びだ
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昨日は、ホームのヤマハスタジアムでJ1第24節ヴィッセル神戸戦が開催されました。この試合を現地で生観戦したのですが、主審の判定に納得できないところがあった以外は、非常に興奮した素晴らしい試合となりました。(主審の判定については、別途記事を作成予定)

この試合は、真夏の挑戦2017と銘打った3連戦の最終戦。ヴィッセル神戸戦前の成績は、1敗1分と未勝利でした。昨年の開催された真夏の挑戦も勝利することが出来ていないため、今年は何とか1勝を挙げたい。

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現地観戦の感想

試合開始直後からジュビロがボールを回して攻めていく展開で進んでいましたが、9分に危険なシーンを作られてしまいます。神戸はポドルスキーが起点となってチャンスを作ると、味方からの折り返しをハーフナーマイクが右足で合わせたシュートがクロスバーを直撃。ボールをもう少しだけ抑え気味にに蹴られていれば、先制ゴールを奪われるたかもしれないという危険なシーンとなりました。攻めている時間帯に突如ゴール前まで迫られてバー直撃のシュートを放たれるという観ているサポーターにとっては、心臓に悪いシーンでした。

危ないシーンを作られましたが、しっかりとミスをカバーして攻めを継続していきます。

すると、物議を醸しているシーンが24分に発生。ゴール前でボールをキープしたアダイウトンがバイシクル気味にシュートを放ち、相手GKの頭上を越えますが、神戸の渡辺が手でクリア。しかし、飯田主審はレッドカードどころかPKの判定すら取りません。ホームゴール側で観戦していたため、アウェイゴール側は遠すぎて何が起きたのか全く分かりませんでした。そのため、ツイッター等を使って情報を確認。

渡部の行為に対して、選手、監督、コーチ、サポーターの全員が抗議を行います。特に右サイドの副審(決定的瞬間を見ていたはずの審判)へ大井が詰め寄って抗議した際に、スタンドを煽っていたのが印象的でした。大井がここまで感情を剥き出しにするのも珍しい光景です。しかし、猛抗議は実らず、判定は覆りません。ジュビロにとっては貴重な先制点を主審に奪われた形となり、ゲームの流れが大きく変わってしまいました

その後も攻め続けますが、最後のところで一工夫が足りず、中々ゴールをこじ開けることができません。攻撃面では、相手の寄せが甘く、パスを自由に出せていましたし、セカンドボールをしっかりと拾って、連続した攻撃を常に仕掛けることが出来ていたのはかなり良かったです。守備は前線から激しくプレッシングを掛けてボールを奪うことができていたので危険なシーンを相手にほとんど作らせませんでした。

後半開始前に審判団がピッチに入ってくると、ゴール裏から強烈なブーイングが飛びます。決定機阻止に対して何も対応しない、接触プレーに関する基準はバラバラではブーイングが飛んでも仕方がないですね。接触プレーについては、両チームとも主審の判定が変わるのでイライラしたように見えました。

後半は開始早々の48分に失点。渡部にボールを奪われると右サイドに展開され、右からの折り返しを中にいたポドルスキーが合わせてゴールネットにシュート突き刺します。前半にも何度か裏を取られそうになっていましたが、まさか後半開始直後に完璧に崩されるとは思ってもみませんでした。

失点した瞬間の会場の雰囲気は、やりきれない怒りや悔しさが漂っていました。しかし、ここで勝利を諦めるわけにはいきません。ゴール裏含め、会場全体から反撃しようぜ!という熱い声援がピッチの選手たちに届きます。

すると僅か3分後に追い付きます!決めたのはもちろんこの人エース 川又!!』前半から狙っていた相手DFライン中央をうまく突破して冷静にゴールを決める。決まった瞬間スタジアム全体を地鳴りのような雄叫びが包みます

今年の磐田はこのぐらいじゃあきらめないし、追い付く力があるんです!早い時間に同点に追い付いたらあとは逆転するしかありません。

同点に追い付いたことで、絶対に逆転してやるという雰囲気がスタジアム全体に伝わっていきます。その後も終始、主導権を握って攻め続けていると、まさかの伏兵がゴールを奪いました。

その選手は誰かというと、松浦拓弥です。浦和戦でも途中出場からゴールを奪いましたが、実は持ってる男なのかも知れません。(笑)

79分 ペナルティーエリア手前の中央でFKを獲得すると、松浦がキッカーを務めます。右足を振り抜くと、美しい弧を描いた素晴らしいフリーキックがゴールに突き刺さります。決まった瞬間は、身体全体から鳥肌が立ちました!皆が歓喜の雄叫びをあげてる、その中に自分もいれたということが幸福でした。

このフリーキックには、欠場した中村俊輔も驚いたのではないでしょうか?ただ、一番驚いたのは素晴らしいフリーキックを観た全てのジュビロサポーターかもしれませんね。(笑)

逆転しても貪欲に追加点を奪いにいったジュビロ。川又の惜しいシュートや、アダイウトンが放ったクロスバー直撃の強烈なヘディングシュートがありましたが、3点目を奪うことは出来ませんでした。

試合終了まで、ジュビロが圧倒的に試合をコントロールします。5分という長いアディショナルタイムもしっかりと相手の攻撃を抑えて、2対1で勝利!

今日の勝利は、唯の勝ち点3ではなく終盤戦に向けて勢いを付けていく上でとても重要なものになりました。先制点を決めたと思ったのに認められない、去年までのジュビロなら間違いなくこの時点で心が折れていたでしょう

今年のジュビロ磐田には、それぐらいのことで諦める選手は一人もいません。俺たちは逆転する力を十分に持っているんだという確固たる自信が溢れています。こんなに素晴らしいチームになるなんてシーズン開幕当初は思ってもいませんでした。

今季4試合目の観戦で、ようやく勝ったジュビロ磐田を見れました。しかも、記憶に残るであろう劇的な逆転勝利
大勢のジュビロサポーターと勝利を祝うことができる。これはまさに格別の瞬間ですね。

この勝利で勝ち点は42となり、シーズン当初の目標を達成。次はどんな目標を設定するのでしょうか?名波監督のことなので、もう選手たちには新たな目標を伝えているかもしれませんね。

残りはあと10試合。選手たちはまだまだ私たちに良い夢を見せてくれそうです。

 

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