昨日、破損したフロントガラスの交換を行うため、レクサス宝塚さんを訪問しました。修理に時間が掛かることは分かっていたので、事前にマイナーチェンジした『CT200h』に試乗可能か確認したところ、担当氏から『朝10時~商談の予定が入っているため、それ以外の時間であれば試乗可能です』とのこと。
関連記事:【飛び石は突然に】浜松からの帰り道、高速道路で飛び石がフロントガラスを直撃する!
10時前に宝塚さんを訪問し、フロントガラスが破損したIS200tの鍵を預けます。担当氏へあいさつを済ませると、『10時~の商談時間が11時半~に変更になりました』と話がありましたので、早速試乗をさせて頂くことにしました。
試乗車の準備をしてもらっている間、オーナーズラウンジで休憩します。朝一の訪問だったため、ラウンジには私以外に誰もいませんでした。何処に座ってもいいのですが、結局は手前にある一人用のソファーに座ります。(笑)
ハイブリッドの静粛性は流石。しかし、エンジンに物足りなさを感じる
試乗の準備が出来たとのことなので、試乗に関する注意書きにサインをして、試乗車へと向かいます。
今回試乗するのは、『CT200h F SPORT』というモデルで、ボディーカラーはブラック、内装はホワイト/ブラックのツートンカラーです。
CTの写真を色んなディーラーで撮りまくったせいか、内装写真を取り忘れるという凡ミスをしてしまいました(´・ω・`)。内装はこんな感じです。(CT200hのカタログより)
サイドにブラックのラインが入っていますが、シートの殆どはホワイトとなっています。このシートカラーを選択すると”汚したらどうしようという恐怖”と戦う必要があるので、自分では選択できないカラーですね。(笑)
もし、自分がCTを購入するなら、フレアレッド/ブラックのシートを選びたいと思います。なぜ、そのシートを選択するかというと、”鮮やかな赤色”に心を奪われてしまったからです。レクサス星が丘さんで実際に見たのですが、本当に綺麗でした!(レクサス星が丘さんの記事はこちらをご参照下さい)
さて、今回試乗した『CT200h F SPORT』のスペックを確認していきましょう。スペックは以下の通り。
全長:4,355mm
全幅:1,765mm
全高:1,460mm
ホイールベース:2,600mm
車両総重量:1,715kg
燃費性能:26.6km/ℓ(JC08モード)
エンジン/排気量:直列4気筒/1,797ℓ
乗車定員:5名安全装備として、”LEXUS SAFETY SYSTEM+”を全車種に採用。
その他にも”version L"、"version C"があるわけですが、スペックは全く同じ。違いとしては、内装の装備やホイールなどの一部アイテムに差があるだけです。※標準のCT200hは全高1,450mm、燃費性能30.4km/ℓ等が一部が微妙に違います。
全高が低いので、身長が高い人は少し乗り込みにくく感じるかもしれません。私はそんなに大きくないので、なんなく座れました。
シートポジションとミラーの位置を調整し、いざ試乗に出発!とシフトレバーをDに入れようとするのですが、ISのシフトレバーと違うため、どう入れるのか戸惑ってしまいます。こういった細かなところをある程度共有してくれれば良いのですが、プラットフォームが違うと無理なんでしょうかね?
とりあえず、Dへの入れ方は分かったので車を走らせます。試乗コースはいつもと同じで『市街地→山の登り→平坦→山の下り→市街地』となります。
ハイブリッドなのでエンジン音はほとんど無く、走っていても室内はかなり静かです。普段の車はハイブリッドの車種ではないので、変な感じがしますね。室内が静かなので、隣に座っている担当氏の声も良く聞こえます。
5分ほど市街地を走って、山の登りへと向かいます。結構きつい登りなので、エンジンの回転数は約3,000回転まで上昇。アクセルを踏み込んでいきますが、登りでの加速に少し物足りなさを感じます。
同じ道を『IS200t』で登った場合、エンジンの回転数は平坦と同じ約2,000を維持。アクセルを踏まなくてもスイスイ登れます。この感覚に慣れてしまっているため、登りでのパワー不足を感じてしまったようです。
登りでは、走行モードをECOからSPORTに変更して走ってみました。SPORTに変えましたが、ハンドリング性能が変わった実感が沸きません。ハンドルを切ったときに心持ち曲がりの反応が良くなったかな?という印象。
普段乗っている『IS200t』だと、走行モードを変えたときは脚周りが変化した感覚がハンドルに伝わってくるのですが、『CT200h』ではその変化を感じることが出来ず、残念でした。
試乗を終えての感想は『運転を楽しむという車ではなく、市街地を快適に走ることを追求した車』というもの。
F SPORTというモデルでしたが、スポーツカーに近いような感覚を感じることは出来ませんでした。ただ、ハイブリッド車なので走行中の静粛性に関しては、流石というしかありません。ロードノイズについても予想していたよりかなり静かでした。
その他に良かった点は、アイドリングストップ状態から静かに復帰してくれるところでしょうか。『IS200t』だとアイドリングストップが解除されたときに、どうしてもエンジンの始動に伴う揺れが発生します。その揺れがあまり好きじゃないので、静かな再スタートは嬉しい限りです。
最後に『CT200h』はコンパクトカーなので、運転する際に車幅や全長をそこまで気にしなくていいというのは大きな魅力かもしれません。