ミラン時代には本田ともチームメイトだった元イタリア代表のクリスティアン・ザッカルドが、ビジネス特化型のSNSである『LinkedIn』を使って自身へのオファーを募集しています。
ザッカルドは守備力の高さが売りのDFでセンターバックと右サイドバックとしてプレーが可能な選手です。2015/16シーズンにセリエAのカルピへ移籍、16/17シーズンはセリエBのヴィチェンツァ・カルチョにレンタル移籍していました。契約は2018年6月までありましたが、今年7月14日に契約を解除し、フリーとなっています。
フリーとなったザッカルドがオファーを探すツールとして選んだのが、転職活動でも使われるビジネスSNSの『LinkedIn』でした。
19日の伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』によるとザッカルドは以下のようにLinkedInへ書き込んでいたようです。
『真面目でプロ精神を持つ、技量のある選手。フィジカル的にもコンディションは良く、あと2年は高度なレベルでプレーできる。』
この書き込みを見たギリシャ、ポルトガル、スペイン2部、ブラジル、アルゼンチン、オーストラリアなどから1000通ほどの答えが帰って来たと報じています。
色々なSNSが登場していますが、サッカー選手自身がこういった転職用SNSに書き込んでオファーを探すというのは珍しいのではないでしょうか?
サッカーに限らずプロスポーツ選手は、代理人を通じて契約するというイメージがあったのでこの様な方法で移籍先を探すのは面白いなと思いました。
年齢が35歳と少し高いのは気になりますが、W杯優勝の経験やカルチョでの豊富な経験というものには大きな魅力を感じますね。
経験と実力を持ったフリーの選手をもっとJリーグも積極的に呼んでくればいいのになと思ってしまいます。ネックなのは年棒ですが、そこまで高い年棒は要求してこないと思いますので、守備の建て直しが急務となっているチームは獲得オファーを出してみてはどうでしょう?
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