昨日行われたJ1第16節のFC東京戦で川又は前半11分に先制ゴールを決め、J1では5年ぶりとなるリーグ戦3連勝に大きく貢献しました。
この日のゴールで『J1通算50ゴール』を達成。節目のゴールがチームの勝利に繋がるという結果になり、最高の一日になったのではないでしょうか。
一時はゴールという結果を出せずに苦しんでいましたが、ここ数試合は『ゴールという結果』を残せているためか、いいコンディションを維持していますね。ここ最近は、自陣深くで奪ったボールを前線に残っているアダイウトンに供給し、相手守備陣を脅かすカウンター攻撃の起点となるなど、ツートップの関係もかなり成熟されたものとなってきています。
また、相手がボールを持っているときは、前線から精力的にファーストディフェンスを行い、相手の攻撃を遅らせるなどチームの守備を助ける働きもしっかりと出来ていまし、重要なところでゴールを決めれる頼もしい存在となっています。
今回はJ1通算50ゴールを記念して、川又選手の経歴とゴールを振り返って見たいと思います。
経歴
1989年10月14日生まれの27歳で愛媛県西条市出身。身長184cm、体重76kg、血液型はB型、利き足は左足。
2006年愛媛FCで特別指定強化選手に登録され、J2第41節の水戸ホーリホック戦で『現役高校生でのプロデビュー』を果たします。
その後の所属チームは以下の通り。
年度 | 所属先 | リーグ | 備考 |
2006~2007 | 愛媛FC | J2 | プロデビュー |
2008~2009 | アルビレックス新潟 | J1 | 高校卒業後にアルビレックス新潟に入団 |
2010 | カタンドゥヴェンセ | サンパウロ2部 | 半年間の期限付き移籍 |
2012 | ファジアーノ岡山 | J2 | 期限付き移籍をして、リーグ戦で18ゴールを決める |
2013~2014 | アルビレックス新潟 | J1 | 岡山から復帰したが、2014年8月に名古屋グランパスへ移籍 |
2014~2016 | 名古屋グランパス | J1 | ー |
2017 | ジュビロ磐田 | J1 | 第3節の大宮戦で移籍第1号となるゴールを決める |
プロデビューは愛媛FCですが、高校卒業後にアルビレックス新潟に入団。その後はブラジルのチームやファジアーノ岡山へ期限付き移籍をするなど出場機会を確保して成長するために奮闘します。岡山時代にはJ2で38試合に出場して18ゴールを挙げるなど急成長を見せます。翌年、新潟に復帰するとゴールを量産して大ブレイクを果たしました。
2017年は2シーズン半所属した名古屋からジュビロ磐田へ移籍。移籍の決め手となったのは名波監督の『ストライカーとしてお前が欲しい』という言葉と中村俊輔に磐田が獲得オファーを出したことでした。
J1で決めたゴールの振り返り
J1通算50ゴールの記録は以下の通り。
年度 | 所属先 | 出場数 | ゴール数 | 備考 |
2013 | アルビレックス新潟 | 32 | 23 | 23ゴールはリーグ2位の数字 |
2014 | 14 | 3 | W中断明け以降はベンチ要員となる | |
2014 | 名古屋グランパス | 15 | 4 | ー |
2015 | 33 | 9 | A代表に初選出される | |
2016 | 17 | 5 | ー | |
2017 | ジュビロ磐田 | 16 | 6 | 完全移籍でジュビロに加入 |
2013年にアルビレックス新潟に復帰すると32試合で『キャリアハイとなる23ゴール』をマークして一躍大ブレイクを果たします。しかし、その後は一度も2桁得点をマークするシーズンが無く伸び悩んでいる印象。
しかし、今シーズンは昨年の出場数よりも1試合少ない16試合で6ゴールを挙げるなど、既に昨シーズンの得点記録を上回っています。このままのペースでゴールを決めていければ2桁得点は確実に超えそうですね。川又にはシーズン15得点以上を決めてもらい、エースとしてチームをしっかりと引張る存在になって欲しいものです。
最後に
今シーズンも後1試合で前半戦が終わりますが、現在6得点で得点ランキング5位タイとなっています。今シーズンの目標に掲げている『得点王』という目標を達成するためにも、ゴールを量産してもらいたいところです。
シーズンはまだ半分残っていますので、どこかで不調に陥るときが必ずあると思います。そんなときは自身の好きな言葉である『堅忍不抜』の精神で乗り越えて欲しいですね。
次の試合でも勝利に繋がる得点決めてくれることに期待して、この記事を占めたいと思います。
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