【小川航基】ウルグアイ戦で左膝十字靭帯及び左膝半月板損傷の重傷
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5月24日に行われたU-20W杯のウルグアイ戦に先発出場をした小川航基でしたが、前半16分に着地した際に左膝を負傷。
その後、プレー続行不可能と判断され、20分に久保建英と交代しました。

一報が報じられた際は、どの程度の怪我なのか情報が出ていませんでしたが、ジュビロ磐田公式サイトの発表によると『左膝前十字靭帯断裂及び左膝半月板損傷』であることが分かりました。

左膝を抱えて倒れこんでいる小川航基の写真を見たとき、これはひどい怪我になるかもしれないと思っていましたが、結果は考え得る最悪のものとなってしまいました。膝の靭帯は関節の前後、内側・外側に4本あって、それぞれ前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯と呼ばれています。
前十字靭帯は大腿骨と頚骨を繋ぐ重要な靭帯であり、靭帯断裂の中で最も重い怪我です。靭帯が完全に切れると自然治癒はしませんので、膝周辺の腱を切り取って靭帯の代わりにする再建手術が行われます。靭帯以外に半月板も損傷していますが、こちらも膝を伸ばせない場合は自然治癒することはありませんので、破損した半月板の縫合や切除の手術が行われることになります。

全治は明らかになっていませんが、右膝前十字靭帯を損傷したマンチェスターユナイテッドのイブラヒモビッチが全治8ヶ月と診断されていますので、最低でも8ヶ月以上は掛かりそうです。

【追記】6/1に公式サイトで復帰まで約6ヶ月掛かる見込みとの発表がありました。今季は絶望ですが、上手くリハビリが進めば来シーズンの開幕には十分間に合いそうなので一安心ですね。

今シーズンはルヴァン杯で先発出場を果たし、プロ初得点とハットトリックを同時に達成するなど好調を維持していました。リーグ戦は途中出場が多かったですが川又との2トップで存在感を発揮していました。
良いコンディションをキープして望んだU-20W杯では、初戦の南アフリカ戦で貴重な同点ゴールを挙げるなどエースとしての役割を果たしていました。
世界との戦いを経験し、一回りも二回りも成長して帰ってきてくれることを楽しみにしていましたが、不運な怪我に見舞われることとなってしまい残念でなりません。

膝の腫れがひいてから手術になると思いますが、手術が成功してしっかりと治るように祈るばかりです。

 

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