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 今季2度目の2連勝を達成したジュビロ磐田は、アウェイでJ2へ昇格してきたSC相模原と対戦しました。昇格圏の2チームとの勝ち点差7を維持するためにも勝利が必要です。

 ジュビロの鹿沼と中川、相模原の船木と石田の4人にとっては古巣との対戦となります。

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試合のフォーメーション

 ジュビロ磐田は3-4-2-1を採用。3バックの左には今季加入した森岡が初めてスタメンに抜擢されました。その他のメンバーは前節と同じで変更はありません。

 最終ラインは他のポジションよりも色々な組み合わせを試していますが、その他のポジションはスタメンに大きな変更がないので今後はもう少し組み合わせのバリエーションを増やしていきたいところです。

 一方の相模原は、3-5-2のフォーメーションを採用。両ウイングバックには昨シーズンまでジュビロに在籍していた船木と石田が起用されました。

図 SC相模原線のフォーメーション
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試合の感想

 これまでの試合は、開始5分以内に失点することはありましたが、早い時間に得点を奪うことは出来ていませんでした。しかし、この試合では5分にルキアンがヘディングシュートを相手ゴールに突き刺して先制するという幸先の良い展開になりました。

 いい時間帯に先制することができ、落ち着いて試合に入ることが出来るかなと思ったのですが、相模原がサイドを広く使って攻撃を行うようになった10分過ぎからボールホルダーへの寄席が甘くなってしまいました。そのため、簡単にサイドチェンジを許すシーンが多くなってしまいます。

 ジュビロはサイドに大きく展開されてクロスを中へ供給されるとエリア内の守備がチグハグになることが多く、この失点シーンも埋めなければいけないハーフスペースを誰もカバーできていなかったので、フリーの藤本に得点に繋がるパスを供給されてしまいます。クロスに対する対応を整備しないと今後も似たような失点は無くならないので、早急に改善してほしいところではありますが、長年解決していないので難しいだろうな・・・。

 相模原ペースで前半が終了したため、後半にどうやって修正するか注目していたのですが、後半はボールホルダーへの寄せが前半よりも早くなり、相手がパスを出す前に潰しに行くことが出来ていました。前半もこのくらい寄せを徹底していれば失点しなくても済んだような?と思いたくなりますが、上手く修正できたのは良かったと言えます。

 守備に安定感が出てくると攻撃のリズムも良くなるもので、1点目と同じようにルキアンがヘディングシュートを相手ゴールに叩き込んでリードを奪いました。今シーズンはしっかりとした攻撃の形を持つことが出来ているので得点が量産できています。特にルキアンは4試合連続ゴール中と絶好調を維持していますね。あとは小川航基に今シーズン初ゴールが生まれてくれるとチームの勢いも更に良くなると思うので、どんな形であれゴールという結果が出てほしいところ。

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