愛媛FC戦を展望する
愛媛の直近5試合の成績は、3敗2分となっており、白星から6試合遠ざかっています。３連敗の後に2引き分けしており、今一つ波に乗れていません。。
ただ、勝つことは出来ていませんが、ここ3試合は必ず1得点を奪っていますので、ジュビロとしては先制点を愛媛には与えたくはないですね。
この試合でジュビロにとってアドバンテージといえる要素が1つあります。それはここまで全試合でスタメン出場を果たしている守谷がレンタル移籍元のジュビロとの試合に出場できないことです。
攻撃のリズムを作り出している選手が出場できないのは愛媛にとって大きな痛手となります。
愛媛は前節の福岡戦で果敢に前からプレスを仕掛けて福岡の攻撃陣を苦しめていました。最終ラインを高くして全体をコンパクトに保ち、相手からボールを奪ってカウンターを仕掛ける形が多いチームとなりますので、ジュビロは相手がラインを高くしてくるのであれば、中野に裏へ抜け出す動きをしてもらい、一本のパスで一気にシュートまでもっていきたいですね。
愛媛の守備時のフォーメーションは、5-3-2または5-4-1を採用しています。今季のジュビロは5バックで固めた相手の守備を崩すアイデアが乏しく、エリア内に入ることが出来ないことが多くあります。そうならないためにも、相手DFをつり出す動きや、シンプルにパスを出してハーフスペースを上手く使う攻撃を積極的に行いたいところ。
攻め手を欠いて横パスとバックパスを多用してしまうと、それを引っかけられてカウンターから失点という最悪のパターンに陥る可能性が高いので、琉球戦の後半のように縦への推進力を持った攻めを前半から継続できるようにしたいですね。
愛媛は今シーズンここまで11得点を奪っていますが、約半数はセットプレーからの得点です。セットプレーから失点することの多いので、要注意ですね。
ジュビロのキープレーヤー
この試合のキープレーヤーとして、中野と大森のコンビを挙げたいと思います。
チームの中で中野の動き出しを一番把握しているのは大森です。中野の2ゴールは全て大森から供給されたパスを決めたものです。
このコンビで決めた得点はジュビロの攻撃の形として理想的な取り方が出来ていると思いますので、この試合でもゴールが生まれることに期待したいところです。
勝ち点3を奪うためにも何とかこのコンビで先制点を奪いたい！
最後に
前節の引き分けたことで、自動昇格圏の大宮とは勝ち点7の差が付いてしまいました。トップを走る長崎とは11離れていますので、これ以上離されてしまうと自動昇格はかなり厳しくなってしまいます。
序盤戦で希望を失わないためにも、今節こそは勝ち点3を持って帰りましょう！
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