スポンサーリンク
スポンサーリンク

試合の感想と振り返り

 徳島戦の展望記事で、徳島はセットプレーからの得点が結構あるので注意が必要だと書いていたのですが、7分にそのセットプレーからいとも簡単に失点するとは思いませんでした。

 
 徳島の清武は試合後のインタビューで、「あそこが空いてくるのはスカウティングで分かっていた」と語っていますので、事前に準備していた作戦がきっちりハマったということが分かります。弱点を露呈した形での失点なので、早急に修正が必要ですね。

 失点から立ち直りたいところでしたが、21分にPKから失点・・・。このPKを取られた一連の流れを確認するとPA右の部分にありえないくらい大きなスペースが空いていました。スペースを消して守るべきゴール前にあれだけスペースがあれば、当然相手はそこを突いて攻撃を仕掛けてきます。右サイド深くからのスローインなので、ゴールに直結することはあまりないだろうと思ったのでしょうかね。
 1失点目のセットプレーもエリア中央ががら空きになっていたわけですが、ジュビロはバイタルエリアをがら空きにしましょうという縛りでも掛けてプレーしているだろうか。

 藤田は5節の福岡戦でもパスミスをやらかしていますが、今回のハンドについても軽率に手を挙げてボールを触ってしまったのは良くないですね。一度スタメンから外してみるのも手だと思うんですが、大井が実践復帰するまではずっとスタメンで出すんでしょうかね。

 開始25分経たずに2失点のビハインドを背負ったジュビロは、1分でも早く1点を返すために攻撃を展開したいところですが、アタッキングサード手前まで行くと何故か横パスとバックパスを使って相手ゴールから遠ざかってしまいます。
 ゴール目前で横パスとバックパスだらけになってしまうのは、攻撃の始まりが遅すぎて相手が守備ブロックを組む時間的余裕を与えてしまっているというのが大きいわけですが、ジュビロはいつになったら素早く攻撃を仕掛けるようになるんだろうか。

 CBからサイドバックにつないで、次はボランチに一度当ててからサイドハーフに展開!そんな手順を踏んでたら相手は楽にゴール前を簡単に締めることが出来ますよね。
 もっとサイドバックがドリブルで仕掛けるなり、ボランチが中央からドリブルで仕掛けるなりの工夫を見せてほしいところです。

 試合を通して19本のシュートを放ったわけですが、印象に残っているのは、44分にコーナーキックから小川航基が放ったヘディングシュートと82分に櫻内のクロスに合わせた中野がヘディングシュートを放ったシーンぐらいです。
 小川航基の見せ場はこのシュートシーンぐらいであとはそんなに存在感を放てていなかったというのが正直な感想です。

 前節の北九州戦ではもっとサイドでいい三角形を作って攻撃が出来ていましたし、相手の背後を狙った攻撃やハーフスペースを有効に使えていたはずなんですが、1週間経ったら悪かった時の状態に戻ってしまうのはどうしてなんだろうか。

 ルキアンと小川航基が2トップに入った場合、最終ライン近くで同じような高さでボールを待つことが多くなっていますが、この辺りを改善してどちらかは少し下がって攻撃ライン間でも深さを作る、もしくは小川がDFラインの前で楔を作り、ルキアンは裏を狙うなど工夫が必要です。
 このコンビが試合に出た場合、前線での動きがほとんどないため相手ブロックを崩せずにシュートまでなかなかいけないという悪循環に陥っています。

 そろそろ2トップの組み合わせをルキアン+小川航基だけでなく、小川航基+中野、ルキアン+中野と最初から組み合わせを変えてみるべきですね。

 攻撃面では、上原のミドルシュート精度がもっと高くなれば得点力アップにもつながると思いますので、ミドルシュートを兎に角枠へ飛ばしてほしいところ。この試合でも3本ほどミドルシュートを打つチャンスがあり、そのうち2本はフリーで打てる状況でした。これが枠に飛ぶようになったら相手もかなり脅威だと思うんですけどね・・・。

スポンサーリンク

最後に

 無敗のホームで手痛い敗戦をしてしまいましたが、この後の2連戦は苦手のアウェーゲームです。今季はいまだにアウェーで勝てていませんが、昇格を目指すなら下位チーム相手に取りこぼしをしている場合ではありません。

 トップを走る長崎とは既に9ポイントの勝ち点差がついていますので、これ以上の取りこぼしは致命傷になりまねません。

にほんブログ村に参加していますので、バナークリック応援をお願いします。

にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村

にほんブログ村 サッカーブログ ジュビロ磐田へにほんブログ村

ジュビロ磐田ランキング

スポンサーリンク
おすすめの記事