【J1第18節】アウェイのサガン鳥栖戦を展望する
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前節のアウェイ札幌戦では攻守の精彩を欠き、GKカミンスキーのファインセーブのお陰で辛くも勝ち点1を持って帰ることに成功しました。

18節のサガン鳥栖戦もアウェイでの戦いとなりますが、前節の課題を解決して5戦ぶりの勝利を手にしたいところです。

対戦相手のサガン鳥栖は降格圏の17位から脱出を図るため、中断期間中にアトレティコ・マドリーからFWフェルナンド・トーレスを補強。そして、2018年1月3日から韓国蔚山現代にレンタル移籍していた豊田を復帰させ、リーグ戦再開後には、鹿島アントラーズから金崎夢生を獲得するなど前線の大幅な補強を行いました。

強力な前線をどのようにシャットアウトするかが重要になってきますね。

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予想フォーメーション

ジュビロは【3ー1ー5ー1】のフォーメーションを採用すると予想。

右アウトサイドで出場していた櫻内が累積警告で出場停止となっているため、右のアウトサイドには小川大貴が入ると思います。左アウトサイドは松本昌也が久しぶりに先発しそうです。

その他のメンバー変更は無いと思います。

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札幌戦で感じた改善すべき課題

試合の展望をする前に札幌戦で感じた改善すべき課題ではないかと考えた課題を挙げてみたいと思います。

攻撃面の課題
①ボールを奪った後に縦へ入れるパスの質
②パスの受け手はもっと動きだしを早くしてボールを貰いに行く
③川又がボールに触れる回数を増やし、起点を前線で上手く作る

守備面の課題
①ボールホルダーへのプレスをしっかりと掛ける
②プレスが連動しておらず、単独になっている
③宮崎がボールを奪いにいった際に出来る最終ライン前のスペースを誰がカバーするかハッキリさせる

まず攻撃面ですが、中盤で折角ボールを奪っているのに攻撃に転じるためのパスを相手にプレゼントしてしまうことが多く見られます。
そういった状況になる原因として、トランジション切り替え時に味方の動き出しが悪く、際どいコースへパスを出さざるを得なくなっているのではないでしょうか。相手に引っかける回数が増えれば増えるほど川又へパスが繋がる回数も減りますので、縦に入れるパスの精度と受け方を工夫したいところ。

守備面では、【3ー1ー5ー1】のフォーメーションになってから前線からプレスを掛ける回数が減った気がします。単独でプレスを掛ける場面が目立ち、味方がパスコースを制限できていないので簡単に危険なパスを通されることが多くなっています。また、中盤と最終ラインの間にポッカリとスペースが空くことがあり、そこに縦パスを入れられて相手にゴールへと迫られるシーンが良く見られますので、守備の連携を改善する必要があります。

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鳥栖戦の展望

ホームの大声援を受ける鳥栖は、降格圏から脱出するためにゴールへとアグレッシブに迫ってくることが予想されます。

前半は相手が攻める時間が長くなって耐える時間の方が多くなる可能性が考えられますので、前線からの守備と連動したプレスを相手のボールホルダーへ掛けて相手の攻撃陣をしっかりと抑えたいところ。

良い守備から攻撃に転じたいわけですが、キーポイントとなりそうなのは、田口、上原、宮崎の3人の位置関係です。この3人の位置関係が遠くなり過ぎたり、後ろに重心が掛かった状態になってしまうとボールを奪った後に出すパスの選択肢が少なくなってします。誰がどのように動くのかを明確にしてスムーズな攻撃へ移りたいですね。

鳥栖は守備の要が鹿島へ移籍していますので、守備面での隙を上手く作り出して先制点を奪いたい。
膠着した試合になるようであれば、早めに山田と大久保を投入して流れを変えたいところです。

最後に

前線の大型補強をした相手との戦いになりますが、恐れることなく戦いを挑んで欲しいところです。

下位相手の取りこぼしはそろそろ無くさなければいけません。

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