J1第7節が昨日開催され、ジュビロ磐田はアウェイでガンバ大阪と対戦しました。
勝ち点8で8チームが並んでいる状況から抜け出すためにも、最下位と苦しんでいるガンバ大阪に勝って勝ち点3を手にしたいところ。
立ち上がりの不安定さを無くし、ゴール前へで攻撃のバリエーションを増やすことが勝利への鍵を握る。
試合のフォーメーション
ジュビロはいつもと同じ【3-4-2-1】を採用し、前節と同じメンバーが先発に名を連ねました。
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一方のガンバ大阪は【4-2-3-1】を採用。前節からメンバー1人変えているが、前節J1デビューを飾った食野が2試合連続のスタメン出場。
フォーメーション図は後で追加予定。
試合の総括
この試合でも立ち上がりの不安定さを露呈してしまったジュビロ。
3分に大井が失点の原因となるミスをしてしまいます。
最終ラインでパスを回して、攻めに転じようとした大井は上原へ縦パスを供給。しかし、縦パスが入るのを読んでいたマテウスがパスをカット。
自陣でボールを奪われてカウンターのピンチを迎える。何とか攻撃をしのぎますが、左CKとなる。
すると、遠藤が蹴ったクロスにファビオが頭で合わせてゴール右へ流し込み先制。
ファビオのマークに付いていたのは、大井でした。しかし、クロスが供給される直前、簡単にマークを剥がされて、クロスの落下点へ入られています。
失点に繋がったのは、大井のミスであり、どちらも"軽率なプレー"と言わざるをえません。
先制を許したジュビロは同点に追い付くべく、攻めていきたいところでしたが、縦パスを相手にカットされるシーンが多く、ゴールまで迫ることがほとんどできませんでした。
ガンバ大阪も得点した後は、ジュビロのゴールを脅かすことはほとんどなかったので、早い時間に失点してしまったことが悔やまれます。
先制を許してしまうと、どうしても追い付かなければいけないという心理が働き、チャンスを迎えても焦ってしまい、上手く枠へ飛ばすことが出来なくなってしまいます。
象徴的だったのは、以下の2つのシーンです。
①55分に相手のミスからエリア中央の川又へボールが渡り、フリーでシュートを打ったシーン。
②70分にシュートのこぼれ球を拾った松浦が左ポスト直撃のシュートを打ったシーン
どちらも"絶対に決めきらなければいけないシュート"でした。
この2本のシュートを決めれていれば、試合の流れを手にしたのはジュビロだったはずです。しかし、決めきることができず、自分達で流れを掴むチャンスを手放してしまいました。
チャンスを決めきれないでいると、86分にカウンターから試合を決める2ゴール目を奪われて、試合を決められてしまいました。
試合はこのまま0対2で終了。
最後に
開始早々に失点して、自ら窮地に立ってしまう状況を改善しないと上位進出は夢のまた夢ですね。
現地で観戦していましたが、自分達のコーナーキックが少なかったのが気になりました。(前半にコーナーキックを蹴っているところを見た記憶がない。)
エリア内まで攻めているはずなのに、コーナーキックが極端に少ないということは、シュートで終われていないと言い換えることが出来ると思います。
シュートを打たないと得点には結びつきませんし、コーナーキックも獲得することが出来ません。
劣勢だったからこそ、選手にはもっと積極的にシュートを打つ姿勢や、縦に仕掛けて勝負する姿勢を見せてほしかったですね。
連戦はまだまだ続きますので、攻撃と守備の課題を改善することが重要です。
Forza ジュビロ! 次はホームで勝ちを掴み取ろう
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