日曜日に行われた浦和レッズ戦では、シーズン開幕からノーゴールと苦悩していたエースに待望のゴールが生まれました。
今シーズン初ゴールは川又本人にとっても、チームにとっても嬉しい貴重な同点ゴールでした。ゴールが決まった瞬間、思わず大きな声でヨシッ!と叫んでしまったわけですが、ゴールを決めた後の川又の顔を見て「やっと決まった、しかも難しいシュートをゴールに叩き込んだ!」とテンション高く喜んでいたことを思い出します。(笑)
川又のゴールがDAZN選出の第5節ベスト5ゴールの第5位に選出されましたので、今季初ゴールがどんな流れで生まれたのかを振り返ってみようと思います。
川又の今季初ゴールを振り返る
44:00、右サイドでボールを受けた高橋がドリブルで持ち上がると、前線の川又へパスを通そうとしますが、縦パスは相手にカットされます。
しかし、こぼれたボールを山田が回収してキープ。このとき、浦和DFはほぼ全員が山田だけを見ていて、右サイド後方にいる櫻内はフリーの状態になっていました。
44:06、相手DF3人を引き付けた山田は、右サイド後方でフリーになっていた櫻内へバックパス。高橋は櫻内へパスが出た瞬間にエリア内を指して、パスを入れるよう要求していました。
44:08、櫻内はパスを受けるとすぐさまエリア内にクロスを供給。高橋はクロスが自分のところに来る直前、一瞬だけ中を見て川又がゴール正面に入って来ると予測し、クロスをヘッドでフリックしてパスします。
川又は高橋が頭でそらしてくると読んでいたので、目の前にいた阿部を上手くかわして前に入ります。
40:11、左足でボールを前に落とすと上手く反転して、西川と1対1の状況を作ります。川又の周りには阿部とマウリシオがいましたが、川又へパスが通る直前に一瞬足を止めてしまっていたため、出足が一歩遅くなり、間合いを詰めることが出来ていませんでした。すると、川又は左足アウトサイドでゴール上を狙ったシュートを放ち、ゴールネットを揺らしました。(ここに打ったら止めようがないというコースにシュートを放つ川又の冷静さに脱帽です。)
この得点シーンは久しぶりに相手を上手く釣って崩すことが出来た得点シーンでしたね。
前半終了間際の時間で同点に追いつくことが出来たため、嫌な雰囲気を完全になくすことが出来たのは大きかったと思います。
得点を決めたのが、"悩めるエース"だった事実がチームをより強く鼓舞したと言えます。
最後に
ゴールを決めた後、ベンチへ走っていく川又を祝福するピッチ上の面々。そして、ベンチから飛び出して川又の元へ駆け寄る三浦。エースの初ゴールをチーム全員が喜んでいるのが良く分かるシーンでしたね。
一番面白かったのは、興奮した川又が名波監督を指差して『おい、見た?見た?』とドヤ顔で言いに行っているシーンでしょうか。その後がっちり握手をして胸をバーンとぶつけるシーンは見ていて楽しかったです(笑)
ゴールが決まりそうで決まらない状況を打破することができましたので、今後はコンスタントにゴールを取ってほしいところです!
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