【J1第34節】リーグ最終戦をホームで迎えるジュビロは、優勝を狙う鹿島と対戦!
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前節は鳥栖とアウェイで対戦し、2対0と完封勝利をあげました。

長かった2017シーズンも今週土曜日の試合で最後です。

ジュビロはホームに鹿島アントラーズを迎えるわけですが、この一戦は普通のホーム最終戦ではなくなりました。

その理由は、昨日行われた浦和レッズ対川崎フロンターレ戦で2位の川崎が勝利したため、優勝争いが最終節までもつれることになったからです。

最終節で鹿島に負けてしまうと目の前で優勝が決まる瞬間を目撃することになります。そうならないためには絶対に勝たなくてはなりません。

何より鹿島に勝ちたい気持ちが強いし、何よりシーズンダブルを達成出来ればチームがもうひとつ上の段階に行けそうな気がします。

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前回の対戦の振り返り

15分 中村がペナルティエリア手前までドリブルで運び、相手DF4人を引き付けるとがら空きとなった右サイドの櫻内へパス。クロスを供給すると川又が頭で合わせてゴールへ流し込み先制に成功する。

21分 エリア手前から中村がふわりとしたクロスを供給。相手にクリアされるがこぼれ球をめぐって混戦となり、松浦がマイナス方向へパス。すると、中村が強烈なミドルをゴールへ突き刺し追加点を獲得。

前半を2対0と良い状態で折り返す。

鹿島は後半開始前にメンバーを2人交代。ジュビロは前半と同じ。

ダメ押しとなる3点目が欲しいジュビロだが、後半は鹿島の攻撃に耐える時間が長くなる。

待望の3点目が生まれたのは79分だった。

79分 味方からのロングボールをペナルティエリア手前で川又が収めようとしたが、DFと接触してボールがこぼれてしまう。すると、こぼれ球に反応した川辺がエリア内右からミドルシュートを放ちゴールネットを揺らす。

試合時間が残り10分という時間帯にダメ押しとなる3点目が取れたのは大きかった。

このまま試合は3対0で試合終了。強敵相手にアウェイで完封勝ちを収める最高の結果となった。

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試合の展望

シーズン終盤も好調を維持しているジュビロですが、櫻内が累積警告で出場停止となっていますので鹿島戦に出場出来ないのが痛いところ。

そのため、最終節は3バックではなく4バックの【4-2-3-1】で臨むのではないかと考えています。

並びとしては左から小川大貴、森下、大井、高橋。ボランチはムサエフ、上原。2列目はアダイウトン、川辺、中村。1トップに川又です。

ボランチに川辺を入れて、2列目に松浦が入るパターンも考えられますが、上記のスタメンになる可能性が高いと思います。

前節もこのフォーメーションを試していますが、ボランチと両ウィングでしっかりとプレスを掛けて上手くボール奪取できていましたし、採用当初に見られた中盤で選手が固まりすぎて窮屈になって攻撃がチグハグというのも見られなくなりました。

スムーズにワンタッチパスを回せるようになりましたし、両サイドを広く使って攻撃の組み立てが出来るようになるなど、フォーメーションがだいぶ成熟してきた印象。

このフォーメーションがどこまで完成したかを試すのに首位を走る鹿島アントラーズはもってこいですね。

さて、このフォーメーションの時に気を付けなければいけないのは中盤でプレスが上手く掛からなかったときです。ジュビロは最終ラインを高く設定し、コンパクトな陣形を組んで守備を行います。そのため、中盤でプレスが機能しないと相手に最終ラインの裏を狙われてピンチを招く確率が上がってしまいます。

逆にボールがしっかりと奪える場合は、コンパクトにしている分、攻撃に人数を掛けれるので厚みのある攻撃を仕掛けれて有利となります。

試合展開としては、鹿島がボールを保持する時間が長くなると思いますので、出来るだけ無失点の時間を長くしたいところ。相手の攻撃をブロックしつつ、ボールを奪った際は『功と守の切り替え』を早くしてチャンスを作りたいですね。

前半はスコアレスで折り返し、後半20分ぐらいまでに先制点をあげたいところ。

0点の時間を長くするには守備陣の奮闘が必要となりますが、リーグ最小失点(30失点)の守備を誇っていますのでしっかりと守れるはずです。この試合も完封して30失点というキリのよい数字で終わりたいですね。(笑)

攻撃面では左サイドを上手く使って攻撃を組み立てたいところです。アダイウトンのドリブルで相手の守備を崩して良い形シュートまで持っていきたいですね。仮にアダイウトンのマークがきつくなれば空いたスペースを使って右サイドの攻撃を生かすことも出来ます。

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ジュビロの注目選手

この試合では4人の選手に注目したいと思います。

まず1人目は中村俊輔です。膠着した試合になることが予想されますので、セットプレーから得点を奪うことができるのはやはり強みです。いい位置で多くのファールを貰い、得点のチャンスを演出してほしいですね。

2人目は上原です。前節は右に左に色々なエリアに顔を出していました。相手からボールを奪ってすぐに前を向けるというのは上原の良いところなのでこの試合でもそれを見せてほしいところ。願わくはそろそろミドルシュートを決めてくれないかなぁ。(笑)

3人目はアダイウトンです。鳥栖戦ではスピードに乗ったドリブル突破からシュートを放ち、川又のゴールが生まれるキッカケを作るなど活躍が目立っています。足が止まりがちになる後半にあれだけのスピードでドリブルが出来るのはかなり有利なので、この試合でも積極的に仕掛けてほしい。

最後は高橋です。DFでありながら高い攻撃力を備えています。ワンタッチの正確な縦パスでチャンスを作り出すことが出来るので、攻守両面の活躍に期待。中村、川辺の二人と連携し、相手を上手く崩してチャンスの起点となってほしいですね。

最後に

あっという間に最終節まで来ましたが、今季はジュビロの成長を実感できるシーズンとなっています。

シーズン当初は最後の戦いが優勝の掛かった一戦になるとは思ってもいませんでした。

自分たちが優勝争いをしているわけではありませんが、雰囲気を味わうことはできるので来季以降の糧にしてほしいですね。

泣いても笑っても次の戦いで最後です。悔し涙で終わるよりも勝って良かったとにこやかに終われるように頑張って応援しましょう。

絶対に勝つぞー! FORZA ジュビロ

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