中村俊輔がCKで重視する”見る”という考え方が興味深い
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試合が終わった翌日は、ジュビロ関連の試合記事を中心に捜して読むのですが、その中で面白い記事を見つけました。

その記事はこちら「蹴る瞬間まで…」名手・中村俊輔がCKで重視すること

今シーズンのジュビロは、41得点中19得点がセットプレーから生まれています。中村俊輔の加入でセットプレーが大きな得点源となっていることが良く分かるデータですね。今季はFKやCKを獲得すると得点の匂いがすることが多く、見ていて飽きることがありません。

中村がセットプレーを蹴るときは、次はどんな種類のキックを蹴るんだろうという期待感やワクワク感があるのですが、それらは全て高い技術力を持っているからこそ出せる魅力だと思います。

さて、記事を読んでいて興味深かったのは”見る”ということを中村が重要視しているという点です。記事の中で以下のようなコメントがありました。

『(中を)のぞいて、(高橋)祥平が来そうだな、とか。蹴る瞬間までギリギリまで見るときもある。(森下)俊がストーンの前に入ってくるときもあるしね。いろんなものを見ている』

驚いたのは『蹴る瞬間ギリギリまで見るときもある』というコメントでした。普通の選手であれば、蹴る瞬間ギリギリまで見ると言うのは難しいはずです。仮に蹴る瞬間まで中を見ることが出来たとしても、”蹴るという動作の最中に蹴ろうと決めていたポイントからより良いポイントへ狙いを変更する”という動作をやってのけるのは簡単なことではなく、高度な技術力がないと実行することは出来ません。サラッとギリギリまで見ると言えてしまうは、中村俊輔が名手と呼ばれる存在だからこそですね。

キックの種類が多く、どんな風に蹴ってクロスを入れてくるかが分からないというのは、守っている側にとっては非常に厄介といわざるを得ません。しかし、味方から見た場合は質の高いクロスを供給してくれるので、信じて飛び込むだけという非常にシンプルな構図が生まれます。

今後は、セットプレーを蹴る前の中村がどんなことを考えているのか想像しながら試合を見るのも面白そうです。

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