【J1第28節】ジュビロ磐田は敵地でFC東京と対戦 新旧10番の力で10年ぶりの敵地勝利なるか
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前節はホームで大宮アルディージャと対戦し、2対1と3試合ぶりの勝利をあげました。この試合では、『ラインを3m高く』ということが意識できていたために、攻撃が活性化。高橋は攻撃のスイッチとなる縦への鋭いパスを何本も通していましたし、両ワイドの櫻内と宮崎はお互いに良いクロスを供給出来ていたので、左右から相手を揺さぶった攻撃が出来ていました。

この試合は、調子が良い時のジュビロの持ち味が存分に発揮された試合だったと思います。

本日は、FC東京とアウェイで対戦します。ジュビロはFC東京とのアウェイ戦で2007年以来勝てていません。苦手意識をもっていますが、チームの調子は悪くないので、今年で苦手意識ともオサラバしましょう!

FC東京はここ5試合で1勝4敗、得点4失点11とかなり厳しい不調に陥っています。順位は勝点36の11位です。セレッソ大阪戦に1-4で破れた後に監督を交代して再起を図りますが、前節の柏戦では安間監督体制で初黒星を喫しました。チーム状態は厳しいですが、戦列を離れていた室屋が復帰してきたのは朗報と言えます。

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ジュビロ磐田の注目選手

この試合では3人の選手に注目したいと思います。

まず、1人目はアダイウトンです。ここ3試合はサイドでボールをキープすると力強い突破で相手ゴールを脅かす動きが出てきています。惜しくもゴールは奪えていませが、そろそろケチャップの蓋が相手もいい頃だと思うので、このゲームでは点を取ってほしいですね。身体の強さと後半でも衰えることの無い走力は相手にとって脅威となることは間違いありません。

2人目は山田大記です。チームに復帰してから初のスタメン出場が濃厚となっています。中村とどんな化学反応を見せてくれるのか非常に楽しみです。シーズン終盤で疲れているメンバーが多い中、フレッシュな山田には攻撃・守備の両面でピッチを縦横無尽に駆け回ってもらい試合を動かす活躍に期待したいところ。

最後の3人目は川辺です。ラインを高く上げた戦いをするには、中盤でボールを上手く奪うことが重要です。川辺には相手の中盤を制圧できるようにボールへのアプローチを厳しくしていって欲しいですね。スペースを見つけたら、迷わず仕掛けて点を取れれば最高です。

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試合の展望

昨日のスポーツ新聞の記事を見ていると、ジュビロは練習で4バックを試していたと報道されているので、4バックで来る可能性が高いと考えます。そうなるとフォーメーションは【4-2-3-1】となるはず。2列目は左からアダイウトン、中村、山田という並びになると予想されますが、この3人と川又がどういった攻撃の形を見せてくれるか注目したいと思います。

前節の大宮戦では右サイドからの攻撃割合が多かったですが、この試合でもこちらのサイドが攻撃の起点となりそうです。右に意識を集中させれば、左サイドにスペースが出来るので、うまくサイドチェンジをしてアダイウトンの突破を見たいですね。アダイウトンには室屋がマッチアップすると思いますが、どうやって攻略するのか攻防が非常に楽しみです。

相手が攻めてくることを恐れずにラインを高く維持できれば、いつもと同じ攻撃の形は作れると思います。ラインを高く設定する場合は、ワントップの永井には気をつける必要があります。ラインの裏を狙ってくると思いますので、うまくオフサイドに嵌める等して対処したいところ。

この試合で重要な点は、『どちらが先制点を奪うか』になりそうです。FC東京は直近で4試合全て先制点を奪われて負けています。ジュビロとしては、先制点を奪ってFC東京が焦る展開を作りたいところです。(負け試合が多くなっている時に相手に先制されると追いつかなきゃいけないという心理が働き、焦りに繋がって小さなミスが生まれることが多くなります。)

この試合で勝てば、セレッソ大阪と横浜F・マリノスが敗れた場合、順位を4位まで上げることが可能となります。順位を上げるチャンスを逃さないようにしっかりと勝ちたいですね。

FC東京にはホームゲームで勝っているので、この試合で勝つとシーズンダブルを達成できます。3つ目のシーズンダブルを目指してチーム一丸となって戦っていきましょう!!

勝利を目指して、Forza ジュビロ

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