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【ジュビロ磐田】守備に課題が出て広島に敗れて7連勝を逃す その2

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後半戦は両チームともメンバー変更はなし。ジュビロはリードしているが、危ないシーンを何度か作られているので、早い時間帯にダメ押しの3点目が欲しいところ。一方の広島は、チャンスを作ることは出来ているので、フィニッシュの精度を高くして同点にまずは追いつきたい。
この試合では、ジュビロが毎年キャンプを行っている鹿児島からジュビロサポーターがツアーを組んで応援に来ています。遠方から応援に来てくれたファンのためにも勝利が欲しいですね。

前半戦の振り返りは『【ジュビロ磐田】守備に課題が出て広島に敗れて7連勝を逃す その1』をご参照下さい。

それでは、後半戦を振り返って行きましょう。

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後半戦の振り返り

51分 ハーフウェイライン付近でパスを受けた中村がドリブルでボールを運び、右サイドを駆け上がってきた櫻内へパス。相手陣内深くから中へクロスを供給すると、川又が下がりながらヘディングシュートを放つ。しかし、ボールはGK正面へ飛んでしまう。

58分 パトリックに同点弾を決められる!ルーズボールを拾った青山へ松本がスライディングを仕掛けてボールを奪いに行くが上手くかわして、前線のパトリックへロングパス。3バックの間を抜いたパスに反応したパトリックが上手く抜け出して、ドリブルでペナルティーエリア内に侵入。カミンスキーが飛び出して対処しようとするが、パトリックは前半10分の反省を踏まえてキックフェイントでGKをかわして、無人のゴールへシュートを流し込み同点に追いつく。
青山がルーズボールを拾ったところで、松本が身体を投げ出してスライディングに行きますが、それを読んでいたかのように素晴らしいファーストタッチで松本をかわしています。このシーンの判断は難しいですが、個人的には『スライディングに行かず、相手がボールを納めたところでプレッシャーを掛けにいって攻撃をワンテンポ遅らせる』という対応でも良かった気がします。

63分 広島が遂に逆転弾を決める。自陣でパスを受けた青山がワンタッチで前にパスをすると、柴崎が胸でボールの軌道を変えてパトリックへボールが渡る。ドリブルでDFを引き付けながら駆け上がるとペナルティーエリア手前で、右サイドを猛然と駆け上がってきたロペスにパス。ロペスはエリア内に侵入して、冷静にシュートをゴールへと流し込んだ。

64分 逆転を許したジュビロが最初に交代カードを切る。上田に代えてリーグ発出場となる上原を投入。

70分 右サイドで中村と櫻内がパス交換を行って相手DFを引き付けてから、フリーの上原へパス。グラウンダーのクロスをペナルティーエリア内に供給すると川又が中央でキープして振り向きざまにシュートを放つ。これは相手DFが身体を張った守備でブロックして弾き返す。こぼれ球を高橋が拾ってシュートを打つが、足を伸ばした千葉に防がれてしまいゴールにはならない。

71分 獲得した右コーナーキックから中村がクロスを供給。川又がヘディングシュートを放つが、GKにパンチングで防がれた。

76分 ジュビロは2枚目の交代カードを切る。川又に代えて松浦を投入する。

77分 広島が1枚目の交代を行う。柴崎に代えて森島を投入する。

78分 中村が森島に倒されてFKを獲得。直接ゴールを狙うがGK正面に飛んでしまい、パンチングでクリア。

80分 高橋が入れたクロスにアダイウトンが頭で合わせるが、シュートは枠に飛ばない。

85分 左コーナーキックを獲得する。中村のクロスは、パトリックがクリア。ワンバウンドしたクリアボールをペナルティーエリア手前から松本がダイレクトであわせるがジャストミートできず、力の無いシュートは枠を大きく外れる。コーナーキック終了後に広島が選手交代を行う。ロペスに代えて丸谷を投入。

86分 ジュビロが最後の交代カードを切る。松本に代えて齊藤を投入。

88分 最後のチャンスがジュビロに訪れる。ペナルティーエリア手前右から中村が中へクロスを供給。アダイウトンが頭で合わせて強烈なヘディングシュートを放つがクロスバーを直撃してゴールとはならない。

試合はこのまま2対3で終了し、ジュビロは7連勝を飾ることが出来なかった。

後半戦の総括

松井大輔を『勝って送り出すというミッションを果たすことが出来ず、非常に残念でした。

前半に挙がっていた『中盤のパスの出し手へのアプローチが甘いという課題をまったく修正できていませんでした。何回、青山にチャンスを作られればいいんでしょうか…。皮肉にもこの試合は、川辺とムサエフのダブルボランチがどれだけ替えの利かない存在かを証明する試合になりました。先発出場していた上田と松本は、久しぶりの先発だったことを差し引いても酷い出来だったと言わざるを得ません。

試合を通じてどちらがよりデュエルしていたかと言えば、圧倒的に広島の方が球際で戦えていたと思います。今日の試合は、ジュビロの武器である鋭いカウンターがなりを潜めていましたし、逆に広島から鋭いカウンター攻撃を貰って失点するという最悪のパターンでした。

いつもなら、ボランチと中村が連動して攻撃を行えているのですが、この試合ではそういった連携がほとんど見られ無かったのもカウンター攻撃が少なかった要因と考えます。

解説を担当していた興津氏も言っていましたが、ジュビロは松浦を投入したのになぜパワープレーに固執したのでしょうか?パワープレーを行うなら、川又は残したままの方が良かったはず。松浦を投入したのなら、ワンタッチで相手DFを抜き去るような動きをしてチャンスメイクするという選択肢をすべきで、パワープレーに固執する必要は無かったと思います。後は、パトリックに対するファーストアプローチが弱かったのも気になります。

さて、今日の試合では、大きな課題が2つ見つかりました。

1.川辺とムサエフの2人が出れないときのボランチをどうするのか
2.引いた相手をどのようにして崩して点を奪うのか

1つ目はかなり深刻な問題です。今回は累積警告で出場停止でしたが、怪我で長期離脱するという最悪のシナリオもこのさき十分に考えれられるわけです。そうなった場合、今のジュビロには同じ様なクオリティーを発揮できるボランチが控えには居ません。1人だけの離脱であればまだいいですが、2人同時に離脱するケースも考えて代案をしっかりと練る必要があります。

2つ目はシーズン序盤から抱えたままとなっている問題ですね。最近の試合では、カウンターで得点を奪ってリードする展開が続いていましたので、相手が引いて守るというシチュエーションがありませんでした。これから先の試合でも相手がリードを守るために引いてくる展開は十分ありますので、どのようにして崩すのか攻撃のバリエーションを増やす必要があります。ただ、こちらは1つ目の問題に比べればそこまで深刻ではないと思っています。

この試合では、ジュビロよりも広島の方が単純にいいサッカーを展開していました。『いい守備からいい攻撃が生まれる』という何時ものスタイルを実践できなかったのが敗因ですね。

連勝は6で止まってしまいましたが、ここで負けて良かったとポジティブに考えるしかありません。連勝が続いていてどこか天狗になっていた部分もあったと思います。この敗戦をしっかりと生かして次の対策として欲しいと思います。

さて、負けたことを引き摺っていても仕方がないので、次の試合に意識を切り替えていきましょう!大事なのは次の試合を必ず取ることです。ここで連敗するようなことがあれば、また負のスパイラルに入ってしまいますからね。

次の仙台戦は中3日という厳しいスケジュールで行われます。しっかりと身体を休めてアウェイから勝ち点3を持ち帰りましょう!!

 

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