![Jリーグ初!池ポチャならぬ海ポチャ第1号が生まれる](http://blue-football.com/wp-content/uploads/2017/04/stockfoto_9658139_XS.jpg)
Jリーグ25年の歴史で初めてボールが海に落ちる『海ポチャ』が生まれました。
海ポチャが生まれたのは、北九州市にあるミクニワールドスタジアム北九州で開催された明治安田生命J3リーグ第12節、ギラヴァンツ北九州VSガンバ大阪U-23戦の85分でした。
J初の海ポチャが誕生
ホームのギラヴァンツが2対1でリードしていた85分にアウェイのガンバU-23が右サイド自陣のハーフウェイライン付近から前線へロングパスを供給します。そのボールに反応した北九州GKの高橋がペナルティーエリア左側からボールに向かってダッシュし、相手FWよりも先に左足で大きくクリア。すると、ボールはバックスタンドを越えて後方の海へと消えていきました。ギラヴァンツのホーム開催ゲーム6試合目にして、Jリーグ初の『海ポチャ』となりました。
Jリーグ史上初の海ポチャはこうして生まれました🌊 @Giravanz_staff#giravanz #kitakyushu#Jリーグ pic.twitter.com/qpgUPlB9iE
— Jリーグ (@J_League) June 10, 2017
試合はそのままギラヴァンツが2対1で勝利。試合後に北九州広報から池ポチャ第一号の記念ボールを渡された高橋の異例の囲み取材が実施されたそうです。
ミクニワールドスタジアム北九州で試合が開催される場合、船が海の上で待機をしていてボールを回収できるようにしています。
海沿いのため、風が強くそれに耐えうるフェンスを立てるには費用もかなりかかるらしく、船で待機してボールを回収するという合理的な方法を採用したとのこと。
試合で使用する公式球は決して安くないので回収は重要になりますね。バックスタンド側の高さがかなり低いので、これからも海ポチャが出てくると思います。船で待機されている方は大変ですが、回収を頑張ってもらいましょう。
その他に海ポチャで有名なところといえば、大リーグのサンフランシスコジャイアンツの本拠地である『AT&Tパーク』があります。球場の右翼席後方がサンフランシスコ湾の入り江なっています。海に飛び込むホームランは水しぶきがあがることから『スプラッシュヒット』と言われており、そのボールを目当てに船で待機しているファンがいて、記念のボールを手に入れようと争奪戦をすることもあります。
ミクニワールドスタジアム北九州について
ギラヴァンツ北九州がホームスタジアムとして使用してきた北九州市立本城陸上競技場(収容人員10,202人 芝生席除く)がJ1のスタジアム基準に定めれられた収容人員15,000人を満たせていないことやアクセス面の問題などで、「市民に夢と感動を与え、豊かで活力ある北九州市の創出につながる『見るスポーツ』の機会を提供するため、プロアマ問わずサッカーやラグビーなどのレベルの高い試合や大会を中心に開催できる施設」として、小倉駅の北500mの場所に建設されました。
スタジアムは小倉駅からすぐ傍なので、とても立地がいいですね。3月に出張で小倉駅に降りたのですが、駅にはスタジアムの横断幕が掲げられていました。(写真が無いか探してみたけど撮っていなかったみたいです…。)
迎えに来てくださった方が、サッカーの話を振った時に嬉しそうに新しいスタジアムの話をされていたのがとても印象に残っています。
球技専用スタジアムで観るサッカーの試合は、臨場感が素晴らしいのでJリーグでももっと専用スタジアムが増えればいいなぁと思います。
地元の京都でも亀岡駅近くに京都サンガFCがホームで使用するスタジアムの建設が始まっていますので、完成するのが楽しみです。
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