54318773 - the imaginary soccer stadium is modeled and rendered.
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Jリーグの各カテゴリーや地域リーグ等、プロ・アマチュアを含めたチームが参加する天皇杯において、筑波大学Jリーグ勢を倒して勝ち上がるという快進撃を見せています。

毎週金曜日の21時~スカパーで放送されているサッカー情報番組『スカサカ!ライブ』で、筑波大学が特集されました。天皇杯を勝ち上がっている筑波大学というチームに興味がありましたので、番組を観て強さの秘密を探ることに。

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強さの秘密はピッチではなく研究室にあり!?

筑波大学蹴球部には、パフォーマンス局という独自の組織があります。このパフォーマンス局は以下の9つの部門で構成されています。

データ班、ゲームアナライズ班、ビデオ班、メンタル班、グローバル班、トレーニング班、フィットネス班、ニュートリション班、ホペイロ班

このパフォーマンス局は、小井土正亮監督が就任1年目に設立したもので、蹴球部約160名中、約70名ものメンバーが参加しています。(トップチームの選手も6~7人参加しているそうです。)

9つある部門の内、3つの部門でやっていることが簡単に紹介されていましたので、まとめてみました。

・ゲームアナライズ班
自分たちのチームや対戦相手の分析・スカウティングを担当。自分達の試合映像を分析して、自分達の強みを探したりするのに活用していました。

・ビデオ班
世界各国のリーグ戦を分析し、プレーへ還元。サッカーを見る目を養うことを目的とする。監督が『こういう映像が欲しい』と言ったときにすぐに出せるようタグ付けして保管するなどしていました。例えば、クロスというシーンだけでもかなりの映像がタグ付けされてまとめられていました。

・データ班
GPSなどを使用して得たデータの分析を担当。また、AIを使って位置情報からどこのエリアでチャンスが生まれる確立が高いかということを考察させるなどしていました。AIを使う目的は選手に新しい気づきを与えることだそうです。

パフォーマンス局が作られた目的について、小井土監督は『自分たちはプロではなく、大学でサッカーをしている。そのため、ピッチの上だけで何かをすればいいわけではなく、自分達で勉強をして、サッカーをより理解する姿勢が大事だ』と話されていました。

監督自身が過去にデータを分析する仕事されていたため、データを使ってサッカーをより理解するのが大事だと感じていたからこそ、このような組織が作られたんですね。

アナライズ班が作った対戦相手のスカウティングデータは、トップチームの選手に対してプレゼンされます。グラフや映像、話し方を含めて相手にわかりやすく伝える必要があり、学生の力を伸ばすための要素がちりばめられていることが分かります。サッカーだけでなく、学生の本分である学業にも活かされているというのが凄いですね。実際に卒業後にデータを分析する会社に就職した卒業生もいるそうです。

分析したデータは監督にもプレゼンされるのですが、持ってくる学生は駄目出しの恐怖と戦いながら準備をしているんじゃないですかね?と笑って話されていたのが印象的でした。(笑)

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最後に

個人ではなく、組織で多角的に分析を行い、それを選手間で上手く共有する。その情報を基にどうすればいいのかを模索し、トライアルアンドエラーを繰り返す。そういった日々の積み重ねがチームを強くしている秘密なんだということが良く分かりました。

筑波大学はベスト8進出をかけて、J1の大宮アルディージャと対戦します。天皇杯の歴史の中で、ベスト8に進出した大学のチームはありません。すでに大宮の分析は始まっているとのことなので、どのような対策を練ってくるかというのが気になりますね。

大学勢史上初のベスト8に到達することが出来るのか、9月20日の試合を楽しみに待ちたいと思います。

 

 

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