足羽山にある藤島神社と足羽神社へ行ってきた
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『明日は福井県へお出掛けする予定』という記事の中で目的を4つ挙げていましたが、2つ目の目的である永平寺以外の寺社仏閣を巡ってきました。
永平寺を出発したのは13時ちょうどでした。15時頃にはレクサス福井さんへ伺いたかったので、残り時間の散策時間は2時間です。

昨日、巡りたいと候補に上げていたのは以下の4箇所でした。

・剣神社

・藤島神社

・足羽神社

・出雲大社福井分院

今回は藤島神社と足羽神社の2社へ伺うことにしました。この2社は場所がかなり近いので2時間という限られた時間の中で回るにはベストだと思いましたので
こちらへ向かいます。

それでは、藤島神社と足羽神社について振り返っていきたいと思います。

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藤島神社について

藤島神社は足羽山に社があり、御祭神は『贈正位一位源朝臣義貞公(新田義貞公)』です。ご朱印を頂いた際に貰った『藤島神社の御由緒』によると、

“福井藩主・松平光通候が1660年に『新田義貞戦死此所』と刻んだ石碑を建立された、これが、現在の『新田塚』という名称の由来である”とされています。また、“明治9年11月7日、祠(新田社)は別格官幣社(国家の宗社たる神社)に列せられて、畏くも明治天皇より『藤島神社』の社名を賜った”と書かれています。

藤島神社は『勧学の神(学問の神様)』として、有名で受験シーズンにはその御神意の発揚を願って多くの参拝者が訪れるのだそうです。福井市内の受験生達はやはりここにお参りに行くんでしょうね。

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藤島神社の境内

永平寺から藤島神社までは車で約30分程、今回藤島神社へ行くには足羽山を登っていく必要があります。道は下の写真のように結構狭い道なので運転する際は注意して下さいね。

山の中腹に藤島神社の駐車場がありますので、車を停めて境内へ歩いていくと鳥居が見えてきます。

鳥居の前には狛犬が安置されていました。神社によって狛犬のデザインは違うので見ていて飽きませんね。藤島神社の狛犬はどこか可愛く、漫画などに出てきそうな表情をしていたのが印象的でした。像の後ろには金婚式を迎えたので寄贈と書かれていました。(写真1枚目:阿形(あぎょう)、2枚目:吽形(うんぎょう))

阿形の後ろには藤島神社と書かれた石碑が建っていました。左側面には祭ってある御祭神の『新田貞義公』の名前が刻まれています。

鳥居をくぐって石段を上ると本殿は直ぐそこです。

まずは、本殿の中に入ってお参りをしっかりとしておきます。お参りが終わったら社務所へ寄ってご朱印を書いてもらいます。ご朱印を書いてもらった後に権禰宜の方から『どこから来られましたか?』と聞かれたので、京都から来ましたというと『それはわざわざありがとうございます』とお声を掛けていただきました。この後も1社回る予定だと伝えると『お気をつけて、良い旅をして下さい』と言っていただけましたので、嬉しかったですね。

藤島神社での参拝を終えましたので、次は同じく足羽山にある『足羽神社』向かいます。

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足羽神社について

足羽神社の主祭神は『継体天皇(男大迹王 読み:おほとのおう)』です。ご朱印を頂いた際に貰った御由緒によると、

“男大迹王が越前国でお過ごしの間に、越前平野の大治水事業をされた時、朝廷に祀られている大宮地之霊(おおみやどころのみたま)を越前平野が見渡せる足羽山に勧請し、安全を祈願したのが足羽神社の起源”とされています。

大和へ発たれるときに“『末永くこの国を守り神とならん』と申され、自らの生霊(いきみたま)を宮に鎮めて行かれました。”

それから継体天皇が主祭神として祭られるようになったそうです。

足羽神社の境内には『樹齢約370年のしだれ桜の樹(福井県指定天然記念物)』が植えられています。この桜は『足羽さんのしだれ桜』として広く県民の方に親しまれているようです。写真でこの桜を見ましたが、ライトアップされている姿は非常に綺麗でした。

足羽神社の境内

藤島神社から車で足羽神社まで移動します。ここまでの道もクネクネとした山道が続いており、運転には注意が必要です。また、一方通行になっている道がありますので、通行される際は道路標識をよく見て通行するひつようがあります。

車を駐車場に停めて、参道入り口を目指しますが、その前に少しだけ寄り道。駐車場近くで福井市内を一望できる場所がありましたので、写真を撮ってみました。

天気が良ければ、鷲ヶ岳や白山まで見えるようですが天気が生憎の曇り空となってしまったため、後ろの山々は霞んでいて見えませんでした。越前平野を眺めることが出来たので良しとしましょう。

さて、寄り道を終えて今度こそ参道へ向かいます。

石段を上っていくと、石の鳥居が見えてきました。鳥居の前に大きな樹が植えられており、それが最初に目に付きました。鳥居の前に大きな樹が植えられているというのはあまり見た記憶がありませんので、かなり珍しいのではないでしょうか。

鳥居をくぐって境内に入ると、正面に本殿が見えます。

まずは、お参りをしっかりとしてします。お参りが終わったら社務所へ寄ってご朱印を書いてもらいます。ご朱印を待つ間、境内を見回していると散歩中の地元の方が参拝をされてさっと帰っていかれました。徒歩で来られたようなので、足羽山をしたから登ってこられたのでしょうか?足羽山を上り下りすれば中々の運動となりそうですね。

福井県指定の天然記念物であるしだれ桜があるため、おみくじ等はさくらに因んだ物も置いてありました。いつもは引くのですが、今回は引かずに止めておきました。

足羽神社の狛犬は、藤島神社の狛犬がどこか可愛らしい感じだったのとは対照的に凛々しい感じのものでした。阿形の足元には小さな子狛犬が居て、こちらの狛犬は『お母さんなのかしら?』と素朴な疑問を持ったのでした。

最後に

今回は、藤島神社と足羽神社の2社を回ることができました。どちらもそんなに大きなお社ではありませんが歴史と伝統ある神社で、訪れて良かったなと思えました。

足羽山はクネクネとした道が多く、最初はほんとにここを登っていいの?と不安になりながら運転していましたが、無事にたどり着けたので良かったです。また、機会があれば訪れてみたいですね。

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