【日本代表】シリアとの親善試合は1対1のドロー イラク戦を前に不安が残る!
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サッカー日本代表は6月7日に東京スタジアム(味の素スタジアム)でシリア代表と親善試合を行いました。シリアはW杯アジア最終予選A組の4位でプレーオフ進出を掛けて戦う3位を狙っています。

日本は来週アウェイでイラク代表と対戦しますので、同じ中東の国であるシリアは仮想イラクとなります。シリアとは過去10試合戦っていますが、9勝1分とまだ負けがありません。ハリルホジッチ監督下でも2試合戦って、3対0、5対0とどちらもクリーンシートの完勝でした。

日本代表のヨーロッパ組はシーズンを終えたばかりなので、コンディションが万全か見極める試合となりそうです。一方の国内組みはシーズン真っ只中ですので、この試合で活躍してイラク戦へ弾みをつけたいところ。

それでは試合を振り返っていきましょう。

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試合のフォーメーション

日本代表は【4-3-3】を採用。アンカーに山口蛍が入ります。前線のメンバーは左から原口、大迫、久保の若手トリオが先発します。その他はCBが吉田と昌子の初コンビとなりました。長谷部が怪我で長期離脱をしているため、キャプテンマーク吉田が付けます。サウサンプトンでも主力として活躍している吉田には守備面でのリーダーシップをしっかりと発揮して欲しいところ。

攻撃陣は現在活躍中の若手3人が先発に起用されました。特に久保は欧州1部リーグの日本人最多得点記録を更新するなど、ベルギーに移籍をしてから大活躍をしていたので注目ですね。

一方のシリアは【4-2-3-1】を採用しています。これは次週戦うイラクと同じフォーメーションです。アジア最終予選では7試合を戦って失点3とかなり堅守が、2得点しか奪えていないため、攻撃に課題が残るチームです。

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試合の振り返り

7分 日本代表をアクシデントが襲う。香川が自陣で相手と競り合った際に転倒し、左肩付近を傷めてしまう。どうやら転倒して左手を突いた際に肩付近を伸ばしてしまった模様。ピッチの外に出て治療を行うが、続行不可と判断され、試合序盤で交代となってしまう。怪我の状態がどの程度かはまだ分かっていないが、来週のイラク戦に出場できるかは微妙な情勢か…。

10分 香川に変わってガンバ大阪の倉田が投入される。

18分 変わりに入った倉田から大迫へパス。左サイドを突破してシュートを放つがキーパーにキャッチされる。

19分 原口がミドルシュートを放つが、左の枠に外れる。

27分 昌子がクリアしたボールを拾ったアルマワスが強烈なシュートを放つ。これはサイドネットに突き刺さり、枠へは飛ばなかった。

前半30分が経過したが、右サイドの久保がほとんど目立っていない。あまりボールに絡むことも無くどちらかと言えば身体が重そうに見える。ハリフホジッチ監督もコンディションが悪いことに気がついているのか本田のアップを急がせる。

36分と40分に原口がシュートを打つもどちらも枠を捉えることができない。

45+2分 久保がシュートを放つが枠の左に外れる。

前半は0対0で終了。シリアの方が全体的によく攻めれていたような感じがする展開となった。日本はシュートを7本打ったものの枠内に飛ぶシュート少なく、相手に驚異を与えるようなことはあまりなかった。

後半頭から久保に代えて本田を投入する。入場前の通路で何やら本田がチームメイト達に『こういう風に攻めていこう』といったような話をしていたのが写る。
久保は身体が重かったのか前半を通して殆ど消えていた印象。イラク戦までに調子が戻るといいのだが…。

48分 シリアが先制点を奪う!右サイドのショートコーナーからジェニアトがクロスを供給する。昌子の頭上を越えたボールをマルドキアンが頭で合わせてゴールに突き刺す。日本は後半の早い時間に失点する嫌な展開となる。

53分 山口蛍に変わって井手口が投入される。

58分 長友が左サイドのゴールライン手前からグラウンダーのクロスを供給。するとファーサイドから走り込んだ今野が右足でゴールに流し込んだ。

59分 原口に変わって乾が投入される。乾は足首の痛みがあると報道されていたので今日は出ないかと思ったが出場したので、少し驚いた。

63分 今野に代えて浅野を投入する。

77分 本田からのロングボールを受けた乾が相手のマークをかわして、シュートを放つがゴールキーパー正面に飛んでしまう。

82分 乾がシュートを放つが、ペナルティーエリア内いた大迫に当たってしまう…。

85分 日本が最後の交代カード(6人目)を切る。大迫に代えて岡崎を投入する。

87分 左サイドで乾が相手DFの股を抜き岡崎へパス。コントロールが乱れてボールを失ってしまうが、何とか繋いで本田へパス。右足でシュートを放つも枠を捉えきれない。

この後は特にチャンスもなく、試合は1対1のドローで終了。

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試合総括

前半戦からあまりペースがあがらず、攻めも単調となってしまっていた。シュートは打つものの枠を捉えれないシュートが多く、相手の脅威にはならなかった。
むしろシリアの方が、サイドから良く攻めれていたような印象を受ける前半だった。

後半に入ると日本の悪いパターンが出てしまう。コーナーキックでショートコーナーを選択され、上手く反応できなかったところを簡単にクロスをあげられてしまう。
ここで何時もの如く、マークを外されてしまい、楽々ヘディングシュートを決められてしまう。日本代表は特にセットプレーからの失点が多いがどうにかならないのだろうか。毎回、ゴール付近でセットプレーを取られる度に失点するんじゃないかと不安になって仕方が無い…。

今回は親善試合だったから良かったものの、アウェイゲームで先制点を献上してしまうのは試合展開が厳しいものとなってしまうので、『セットプレーから守備を改善する』必要がある。(ずっとセットプレーからの守備が課題のようで改善ができていない気もするが…)

途中出場で入った中で一番目立っていたのは、乾だったと思う。約30分の出場だったが、ドリブルでサイドを突破するなど相手を翻弄していた。足首の状態が良いのならば、イラク戦では先発で使って欲しいところ。やはり日本人にとって鬼門といわれるリーガで活躍しているのは伊達ではない。

W杯最終予選も残り3試合。アウェイでイラク、サウジアラビア、ホームで難敵オーストラリアと戦う。勝点16でB組首位に立っているとはいえ、サウジアラビアとは勝点で並ばれているし、オーストラリアとは3差しかない。何としても次週のイラク戦に勝利をしなければならない状況だ。イラク戦で引き分け以下の結果になるようだと『W杯出場も危うくなってしまう。

まだ、イラク戦までには少しだが時間がある。選手達にはコンディションをしっかりと整えてもらい、若手とベテランの力を融合して勝点3を手にして欲しいところだ。

勝利を目指して、頑張れ日本代表!!

 

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